網戸補修

土曜日当番で午前中から昼過ぎまでテレワーク。そろそろ慣れて来たものだ。
仕事が終わったら元々買い出しに行こうとは思っていたのだが、天気を調べたら夕刻は雨らしい。降らないうちにと急ぐ。
最近の百円ショップは、ほとんどホームセンター。元々買いたかった端材も見つかったし、気になっていた網戸の補修部材まで思わず買ってしまった。
降雨前にはなんとか帰宅。こういう作業には勢いが大事だ。雨に降られる前に網戸を外す。カミナリをBGMに風呂場にて洗浄。
隙間のホコリをいらないブラシでかき落とし、固定ゴムを剥がして網を取り外す。やはりもう、網はボロボロだし、あちこち真っ黒だった。使い捨てクロスで全体を磨き、クレ556でローラーに注油もした。
夕食後、網戸を貼り直す。ピンと張れるか不安だったが、ネットをクリップで仮留め後、専用の固定ゴムヒモをはめ直すと、自然にピンとなっていった。上手くできているモノだと感心した。
要らない端をカット。本来ならカッターナイフでやるのだが、どうもうまく切れないしむしろ指を切りそうになる。自分の不器用さを素直に認めて台所ハサミで仕上げた。上手くはないが悪くもない仕上がりだ。
ずっと網戸の破れ目が気になっていたが、部分補修テープでごまかしていた。ただ、百円ショップで網戸の補修部材があるのはネットで読んで知ってはいて、そのうち直すつもりではいた。その「そのうち」が今だったようだ。モノと気力さえあれば自分で直せるものだなぁ。
百円ショップで網戸補修部材が全て手に入るのは驚いた。ゴム固定ローラーや大きなクリップなどの道具もあったし、品質も悪くない。全て揃えて800円プラス消費税。安い。ゴムヒモも太さ別に2種類置いていたり、ネットも色や密度の違いで3種類くらい見たと思う。実際、この網戸のネットを木枠に張れば、紙すきの道具が作れそうだった。牛乳パックのリサイクルで手すきの葉書を作るアレである。小学校の頃に夏休みの自由研究か何かでやった記憶がある。
ともあれ、ひとまずはひと段落。

水の恩恵

新型コロナウイルス感染症での死者が日本では比較的少ない理由が色々と言われている。控えめで従順な国民性やマスクの普及率、土足で家に入らないことなどがよく指摘されるが、あまり指摘されていないのがきれいな水の存在ではないだろうか。
日本は水が豊富で、上下水道が整っている。しかも水道水はそのまま飲んでもとりあえずは大丈夫な水質(好き嫌いはあるだろうけれど)。国によっては水道水は一度沸かさないと腹痛を起こすことがある。
水があるから洗濯機も家庭にあり、さらに乾燥機を持っている家庭も多い。一人暮らしでもコインランドリーは使えることが多い。水洗トイレやシャワーや風呂を備えた家が多く、昔から入浴習慣があった。
食器洗いは泡をつけて洗ったあと、水やお湯でしっかり洗い流すところまでやって完了(水不足で泡をつけてこすって終わり、という国もあるのだ)。手洗いうがいはここまで丁寧にはやっていなかったかもしれないが、わりと一般的な生活習慣だったのでそれを丁寧にやるだけだった。
水が当たり前にあること。この恩恵は計り知れないと思う。ウイルスは水と石けん(界面活性剤)のコンビに弱いのだし。

エヴァのムビチケが届いたので、色々考えてみる。

新型コロナウイルス流行の対策のため、いろんなイベントが延期されたりしている。
映画の公開などもそのひとつ。
今年6月を予定していた、シン・エヴァもご多分に漏れず…。
とはいえ、去年のうちに予約していた、バンダナ付きのムビチケが通販で届いた。もったいなくて開封できないが、作りはしっかりしているので長く使えそう。開封は映画館に行く時まで取っておこうと思う。

新型コロナウイルスは正直言って怖いが、作品自体は楽しみである。
というわけで、このところの配信サービスで何度かエヴァを見直したので、気になるところをあげてみる。もちろん1人ではこんなに観点を持てないので、いろんな考察サイトさんを読んだのを参考にさせていただいている。あと自分の予想も書いておく。この全ての解答が『シン』で見つかるのだろうか?

  • SDATはどうなった?
    • 仮称アヤナミ嬢が拾ってくれていることを期待。実際、破の綾波レイはそうした。綾波レイならどうするかを考えたら、きっと拾ってくれている。さてこのあとどうなったやら。
  • 3人ともどこへ?
    • なんとか歩いて行ける距離だろうから、第三新東京市(箱根)界隈ではあると思う。前にシンジが放浪したとき、山の道路が寸断されていて先には進めなかったのが参考になる。ともあれ、もう少しエル結界密度なるものが低い場所……もしかしたら、『破』の浄水研究施設(?)にたどり着いて、加持さんや学校のみんな、ペンペンと合流し、何かをするのかもしれない。ペンペンは今、エヴァの公式アプリでゲームに出演しているし、出番がありそうに思う。あと、とある考察サイトさんで、ヴィレのシンボルカラーが青く、赤いネルフと対立しているのは、あの研究所からの流れではないか、赤い海を青く浄化するというのが象徴的、という説を読んだ。説得力がある話だ。
  • だいたい、ミサトさん達は何をしていたのか?
    • エヴァと同じような経過なら、人類補完計画は全人類を融合させて究極の進化を目指すものなので、そんな傲慢なことはできるか、ということでレジスタンスを結成したのでは? それがヴィレなのかなぁと。あれは他人の人生を勝手に奪う計画でもあるので。リツコさんならいろんなことをご存知なので、他の地域のネルフの設備を使ったり、ヴンダーその他のいろんなメカを製造できたのかな。ともあれ、レジスタンスとしてネルフという人間との闘いを切り抜けて来たため(カヲルくん以外の使徒は倒したんじゃないかと)余裕がなくなっていてあの態度なのかなとは思う。もっと説明してあげて欲しいけど。
  • ヴンダーが初号機を主機にしているとは?
    • 破の最後で、使徒が零号機を食べてしまったのを初号機が融合して無理やり奪い返したような感じに見えた。つまりQの初号機には、あの使徒と零号機とがごちゃ混ぜになっているのだろう。使徒は強い生命体だから、ヴンダーはそのエネルギーを利用させてもらっているのかもしれない。旧テレビシリーズだとS2機関を奪ったとかって話になっていた。
  • ヴンダー配下の戦艦とかにキラキラした糸が付いている
    • これは某考察サイトさんで知った話。先日の冒頭部分上映の動画を見直してより納得。あのとき、パリでの戦いでマリさんが動かしているエヴァは糸でヴンダーに吊られて操演してもらっているとのこと。飛行能力があるのはヴンダーだけで、他のメカは糸で操作されているというのだ。これじゃまるで特撮映画。特撮にこだわる庵野監督ならではのアイデアなのかな。
  • そういえば、初号機とシンジがシンクロできなかった理由は? 13号機なら動かせた理由は?
    • SDATを経由して13号機にお母様が移動したのではないかと推測している。そのデータは音楽データではないので最初、DATは再生できなかったが、シンジからDATを預かった際、カヲルくんが13号機のコアにお母様のデータをカット&ペーストし、13号機を動かせるようにしたのでは。元の音楽データのみになったので、再生ができるようになった。もちろん充電もしてくれたんだと思う。SDATが、ステーショナリーヘッドデジタルオーディオテープのことである点に注意。デジタルデータなら記録できたはず。
  • ネブカドネザルの鍵はどうなった?
    • 先日の配信の際、エヴァの広報をご担当されている方々が言いにくそうにしていた。つまり、出番はあると見た。相変わらず何に使うためのものかは分からないけれど。ただ、ゼーレのモノリスにそっくりな画が一瞬浮かんでいるとの解説を某サイトさんで読んだ。
  • 破からQの間にアスカに何があったのか
    • 気になっているのは、先日のNHKの投票にしても、LINE LIVEの配信の時のコメントにしても、宮村さんが『アスカ・ラングレー役の……』と名乗られていること。惣流でも式波でもなく、両方を名乗るわけでもなく。たしかにスマートにまとめるには名字を省略するのはアリだけど、それだけなのかな。何か引っかかる。Qのアスカには両方の記憶や人格があるのかもしれない。何がどうなったかはわからないけど。ちなみにアスカの左目には使徒がいて、眼帯で封印している、という説をよく見かける。本当のところは不明だが、何にせよ危ない橋を渡ってきているキャラクターであるのだけは間違いない。
  • カヲルくんは復活するのか?
    • 本人がQの劇中で曰く、また会えるらしい。綾波みたいなことになっているのだろうか。序の最後で、月の棺桶から出て来ていたが、他の棺桶にも別のカヲルくんが入っていたりして。
  • マリさんの目的は?
    • 破で何か目的があると言っていたけれども、いまだよくわからない。が、彼女は使徒ではないかという説を某サイトさんで読んだ。5号機でも2号機でも8号機でも、なんでもかんでもエヴァを操作できるからというのが理由。まるでカヲルくんみたいだと。まあ、色々と普通の人間ではなさそうには思う。エヴァの操縦が楽しいっていうキャラであるのにも理由がありそうだ。それにしても、彼女はQではいつの間にかミサトさんやリツコさんの仲間になっているわけだけど、破では単なる乱入者。ヴィレにはいつ合流したんだろうか。ちなみに、漫画版エヴァの最終巻に、マリさんとシンジのお母さんであるユイさんとの交流が描かれているが、どうやらマリさんはユイさんを好きだったようである。だとするとゲンドウは恋のライバルになってしまうのだが、もしかしてそれが理由なのだろうか。
  • そもそも完結するのか?
    • 「さらば、全てのエヴァンゲリオン」って、公式サイトのトップ画像に書いてある。素直に読めば完結することになると思う。そうは思うが、しかし、ガンダムみたいにいろんな人にエヴァを作って欲しいという話もなんかで読んだと思う。さあどうなるか。庵野秀明監督によるエヴァンゲリオンは今回で終わり、ということなのか?

まあ、とりあえずざっと思うにこんな感じ。
作品公開が楽しみ。サービスサービスを期待しよう。

認識が甘い。

社会が変にゆるんでいるのが気になる。
新型コロナウイルスの専用ワクチンも出来てない、特効薬が確定したわけではない、いつでも町医者で受けられて当日内に結果が出るレベルの検査体制が整ったでもない、医療者・罹患者・他地域者への差別を克服したわけでもない、経済的な補助システムはまたドス黒いカネ儲けの元になっているという報道もあるしイマイチ信頼出来ず、稼働が遅く電子化は失敗だったと言わざるを得ない。
現在の状況は、単に医療とクラスター班の皆様の努力と、一般市民の自主的な社会的引きこもりで、強引にちょっと勢いを収めただけである。
基本的な状況は何も変わっていない。
ここでゆるめたら悪化する。
みんな本当はわかっているはずなのに。
ダイアモンドプリンセス号の悲劇は、もとはといえばたった1人の罹患者から始まった。客船という特殊な閉鎖環境でのこととはいえ、このウイルスの恐ろしさを世に知らせるには充分だった。
それに、志村けんさんのショックをみんな忘れたんじゃないかと思う。彼はそんなことのために亡くなられたわけじゃないのはよくわかっているが、社会への影響は大きかった。朝ドラ『エール』での存在感の大きさを拝見するにつけ、残念で仕方がない。あんなにどシリアスな演技がハマる役者であったのかと、大変失礼ながら驚愕した。持ちネタのバカ殿様との違いが激しすぎて。あまりにも、あまりにも惜しい。
社会の空気感が脱コロナっぽくなっている今、仕事がある人でもちょっとした体調不良で休むことがしづらくなるのでは? そういう人がちょっと無理をしたから蔓延する病気。さらに無症状の人も多いという怖さ。
散々散々知っているはずだ!
みんな本当に忘れすぎていて怖い。
鉄道の手すりやつり革。安全のために捕まる時もあろう。その後どうする?
少し前まで、もっと警戒していたんじゃないのか?
飲食店の方々には申し訳ないが、まだ店内利用する気にはなれない。店内でないと本当の味は楽しめないのはわかっている。だが、まだまだ早いと思う。色々投資されていて頭が下がる。座席の間を空ける、フイルムシート、消毒の徹底、確かに大変だと思う。しかしそれでなんとかなるものだろうか。たまたま同時に入店された方が無自覚罹患者であっても、大丈夫と言えるものなのだろうか。エビデンスはあるのだろうか。
自分がおかしいのだろうか。考えすぎなのだろうか。ただ、無自覚の殺人者になりたくないだけなのだが。

ガイアの夜明け

オンライン授業がテーマだったので「ガイアの夜明け」を久しぶりに見ていました。
時々書いてますが、自分の本業は都内某大学のPCサポートなので、思いっきり業務が関連するので。
うちの大学のオンライン授業は、どうにかこうにか。元々大学内にあったWebサービスは普通の授業のフォロー役だったわけなんですが(Wordで書いたレポートを出したりとか…)今や大活躍。
流石に通信制大学みたいな先進的設備には敵わないでしょうが、あるものを生かし、足りないものは工夫で回しています。
この事態が、世の中にweb会議システムとスマートフォンが普及した時期でよかったと思っています。この2つがなかったら全然違うことになっていたはず。本学だけでなく、日本全国の大学で。
これは自論ですが、スマホは小さなパソコンです。ある意味、携帯できる電話ではないです。まあ電話もできますけど、みたいな感じです。
今の学生さんはスマホなら持っているので、とりあえずのガイダンスをスマホで聞いたり、スマホから通販で安いPCを買って、とかもできたわけで。スマホがなかったらそういう動線もつなぎようがなかった。4月の段階で、リアルなお店は営業していないってこともあったわけなので。
あと、レポートの必需品、Officeがオンラインで導入できる時代であるのもかなり大きかったです。昔みたいにメディアをお店で買って、とかやっていたら、それこそ大変なことになっていました。
で、そんな日々の思いを振り返りつつ、番組を見ていたわけです。
中国のオンライン授業の様子とか見ていましたが、やはり国で音頭とってガッてやらせられる分、強いって思いました。上に理解があると早い。それが自治体や国家の方針なら本当に強い。何年も前の古い端末でのテストを欠かさないというのは、やはりこういうジャンルの開発でのあるべき姿です。
番組にはありませんでしたが、日本の場合、教育委員会が止めている部分がかなりあるみたいで、全員に端末が揃わない限りオンライン授業に踏み切れない、みたいな話は、はてなブックマークあたりで何度か読みました。
番組の最後の方で最後に教育委員会の方が出ておられましたが、貸し出し端末の整備などは、おっしゃっていた今年度中ではなく、今学期中にやっておかないといけない話(それでも遅いと思う!)です。正直、見えている時間軸がちがう感じを受けました。コロナの第二波、第三波とかありうるわけですから。
教育委員会が二の足を踏んでいたら、教育に投資できたり、親がこの種のツールに理解があるようなご家庭と、全く対応できないご家庭との格差がもうどんどん広がる気がするんですけど。
あと、こういうツールが得意な先生と、苦手な先生の差もありそうですし。そういうのが得意な先生が担任のクラスと、そうでないクラスの格差とか。
それで気になるのは、以前、義務教育や高校に情報科目ができたときに、情報の先生が、自分の授業の準備だけではなく、学校のICTサポートセンター役までやらされている、というのを複数のソースで読みましたけど。こういう事態になるとますますそういうことになりそうで。せめてサポセン手当みたいなのは当然……ないんでしょうね。出来る人に負荷が集中するのは今に始まったことではないですけど。
大学でも小中学高校でも、先生がもっと教えたいことがあるのに、システムやリソースが追いついてなくて(番組でもサーバ負荷を超えてしまうのでテレビ会議的な授業を全コマではできない、というのがありましたが)。
そういう、お金やリソースを出せば何とでもなるようなところのフォローは、教育委員会なり、自治体、あるいは国なりががっちり攻めの前向きさで行って、現場の先生にはもっと学生たち、子供たち自身を見てもらう、本当はそうなればいいと思っています。たまたま新型コロナウイルスの年に小学生だったから貧乏くじ引いた、みたいになるのはホントにやめてほしい。生まれ年の巡り合わせでの不幸というか、ある種の就職氷河期みたいな思いは今の子供たちにして欲しくないですよ。
現場の先生方も、色々ともどかしいと思います。あれがあればいいのに、これが許可されればいいのに、みたいなのは、きっとどの先生にもおありでしょう!
正直、サポートする側としても。仕事の範疇では決して言えませんが、もどかしいお気持ちだけはめちゃくちゃわかるんですけど…ね。色々と色々と追いついてないです。元々が通信制大学ではなく、急に決まったオンライン授業という以上、仕方のない面は多々ありますが、やっぱり思う分には思ってしまいますね。
ともあれ、番組で他の大学や小学校などの様子を拝見できて、明日からの仕事に刺激になりました。それがいちばんの収穫かな。
いちばん大変なのは先生と学生さんです。
サポートする方は、粛々とやるべきことをやるだけ。
それから、日々の業務で授業のこと以外にこっそり思うのは、いずれ彼ら彼女らを新卒採用する側の企業様に、コロナ世代の受け皿と働き方をしっかり用意して欲しいな、とも思っています。我々就職氷河期世代が日本のインターネット黎明期と重なっていたにもかかわらず、企業側の人材活用についてはかなり限定的だったのと、今までにない苦境を経験させられている彼ら新型コロナ流行期世代の姿が重なって見えるんです。企業側にいろんな余裕がなく時代に追いついていなかっただけで見えない損失を出しまくった、あの時代の轍をもう踏まないでほしいものです。この国にそんな愚行をやれる余裕はもう無いですもの。

iPhoneのショートカットで授業チャイムを鳴らす

iPhoneの『ショートカット』をいろいろと試してみました。
テレワークに役に立っているのでメモを作ります。
そもそも、『ショートカット』っていうのは…macOSならAutomatorとか、Officeならマクロ、Adobe系ならアクションといったところに近いもの。
つまり、定型作業を半自動化できるのです。
詳しくは下記の記事で。

で、テレワークで役に立っているショートカットっていうのが、単純に所定の時間が経ったらタイマーでチャイムを鳴らす、というもの。
チャイム音はGarageBandで30秒程度のものを作成して、警告音として書き出し。学校チャイムと同じ音にしました。
それをiPhoneのタイマーの音にあらかじめ設定。
あとはショートカットで、所定の時間が経ったら鳴るように組んだ訳です。
これが何でそんなにテレワークで役に立つかというと。他の人から声がかからないため、区切りをつけるきっかけを作る必要を感じたからです。これからの季節、気をつけて合間に水分補給やストレッチとかしないと、室内熱中症とかで生命の危険すらあり得るなと。
65分後鳴動、5分後鳴動、60分後鳴動、あとは手動指定と時刻指定の選択肢を作りました。
実行例。タップで選択すると、指定した時間のタイマーを開始します。

65分仕事して5分休む。これが一番集中力が続くようです。仕事時間との兼ね合いもありますが。実際には64分で鳴りますが、きり良くひと段落つけるラスト1分を見越したため。
昼休み用のは58分。席にもどるのに2分見ています。
時刻指定のものは、指定時刻から現在の時刻を引いた分の値をタイマーに渡して設定しました。これが値の取得、引き継ぎのいい練習になりました。

GarageBandで作るならこちらの作例。
音源は『Warm Bell Pad』。
テンポは四分音符=60。

どちらにせよ、チャイム音をiTunesの標準の『時計』の『タイマー』の音にセット。
『ショートカット』を組んでみました。
いろいろやってみて、インプットとアウトプットに独特のクセがありますが、何となく使い方がわかってきました。
それにしても色々なことができますね、ショートカットは。Safariの画面下部から引き出すシートに仕込むこともできるようで、いろんな使い方が秘められていそうです。

2020年度課題曲寸評とエトセトラ

2020年度の吹奏楽コンクールは中止になってしまったが、課題曲は2021年度に持ち越しとなった。
吹奏楽ネタで書くのも久しぶりだったし、せっかくなので、Wish Wind Orchestraさんのを参考演奏に個人的寸評をしたためてみる。ちなみに筆者は中学高校、トロンボーン担当だった。

  • I トイズ・パレード(平山雄一/作曲)(第30回朝日作曲賞受賞作品)
    • 浦安の某テーマパークとかで流れてそうな楽しい曲。これはやってて面白いんじゃないかな。終盤のテンポ落とすところからの巻き方に各団体の味が出そう。
  • II 龍潭譚(佐藤信人/作曲)
    • 各パートに名人が必要そう。曲としてはドラマチックで好きな感じだけど、ソロパート多し。こりゃ相当練習しないと形にならないのでは…と、責任重大な感じ。
  • III 僕らのインベンション(宮川彬良/作曲)
    • 吹奏楽コンサートのオープニングにもふさわしい感じの華やかなオリジナル曲。コンクール曲としてはアンサンブル力がものすごく問われそう(金管も活躍するけど木管がまず)。
  • IV 吹奏楽のための「エール・マーチ」(宮下秀樹/作曲)
    • 日本らしい上品なマーチ。タイトルは五輪を意識していたのかな。おそらくこの曲を選ぶ予定だった学校は結構多いのではないかと思う。実際、各パートの役割がはっきりしており、吹奏楽の基本的な仕組みを学ぶのにも良い曲だと思った。やっぱり基本は大事。
  • V 吹奏楽のための「幻想曲」-アルノルト・シェーンベルク讃(高大職一のみ)(第12回全日本吹奏楽連盟作曲コンクール第1位作品)

ちなみに、自分が中学生ならIをやってみたいかな。聴いていて楽しかった。トロンボーンに見せ場があるし全体的に分かりやすい感じがある。
自分が現役のときに印象的だった課題曲は、コンクール課題曲として演奏していないものも入れると結構ある。練習しただけで本番採用しなかったとか、コンサート曲とかもあるのだが思いつくままに。『カーニバルのマーチ』は本当に楽しかった。今思ってもマーチングでも映えると思う。『カタロニアのマーチ』はRPGみたいでやたらとカッコ良かった。『コーラル・ブルー』では沖縄民謡に初めて触れた。『そよ風のマーチ』はタイトル通り爽やかだったし、日本的マーチのスタンダード的なものを感じた。『饗応夫人』は難解過ぎて当時は演奏を無事にやり通せたらゴールド金賞という説すらあった気がする。『ラムセス2世』の独特で圧倒的な世界観は今でも印象的だ。『雲のコラージュ』はザ・和風な感じでカッコいい。当時は少子化対策で演奏者側での自由なアレンジを認めている意欲作という側面もあったが、今でもそのスタイルで楽譜を販売しているようだ。
割とつい最近知ったのは、鉄腕DASHでよく流れている曲が『吹奏楽のための「風之舞」』っていうコンクール曲だったこと。あの曲をテーマ採用したディレクターさんには頭が下がる。吹奏楽オリジナルにもこういう番組でも映える曲が結構あるのだ。ちょっと探したら、作曲者さんがnoteでコメントしていた。この曲がヒットしてかなり人生が変わったのだろうと思う。
『ディスコ・キッド』というコンクール課題曲の枠を超えた作品もあるし、これからも吹奏楽のマスターピースがコンクール課題曲からも生まれてくるだろう。
ともあれ。吹奏楽の環境は三密そのものなので、早くコロナが終息して欲しいものだ。今、現役の吹奏楽部員の皆さんのためにもだが、コンサートを聴きに行きたい自分のような者のためにも。