月の輝かない夜に

「めぐりあひて 見しやそれともわかぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな」(紫式部
百人一首の有名なうたですが……。最近、個人的に氷室冴子の「なんて素敵にジャパネスク」を読み直したりもしているので。気分は平安時代
お会いしたかと思うと、その人と見分けるかどうか分からぬほどあっという間に、慌ただしく別れてしまった友よ。まるでほのかに見えた夜半の月が隠れるのと同じように。
ってなところですか……。
でも。同じ空を見つめていると思えば、別れてしまったあとでもつながりを感じているうた、というのは拡大解釈のし過ぎでしょうかねえ。こちらから見て隠れてしまっていても、雲の向こうには月があるのです。だからまた会えばいい。そういううただとも勝手に思っていますが……こんな解釈したら紫式部さんが草葉の陰でお泣きになられたりして?
急な春の嵐で、月を見ることも出来ない今宵、さみしさもありますが。ただ、低気圧が通過すればまたお天気にもなりますし。
今は見えないからといって、そこに居ないわけではないのです。

ゴールデンウィークまでに****しなくちゃ大作戦ファイル配布

いろいろあって、ゴールデンウイークまでに◎◎したい!という目標を持っている人はそれなりにいると思います。多分。
Illustratorで期間限定カレンダーを作ってみたので、よかったらお使いください。
ファイル形式はPDF、サイズはA4、WindowsIllustrator CS2で制作して、Illustrator編集機能は保持してます。ですので、Illustratorで加工して何かするのもご自由にどうぞ。


***ダウンロードはこちらから(ダウンロードページへ)***

↓GIF版はこちらを右クリックして保存してお使いください。ただし、少々荒っぽいと思います。

制作方法

作成には以下のサイトさんのJavaScriptのお世話になりました。自動的に1年分のカレンダーをIllustratorで作る超便利なスクリプトです。面白いですよ。今回はこれで作ったカレンダーからの改造です。
■クリエイター手抜きプロジェクト[105]Illustrator CS/CS2編 一年分のカレンダーを自動生成する(1)/古籏一浩 : 日刊デジタルクリエイターズ
↑ただし、このままコピペしたときに、

for(i=1;i< =wrtMonth[theMonth__]+count;i++){
hFlag = false; // 休日だったらtrue

の部分(49行目〜50行目)が分かれていると動作しないので、

for(i=1;i<=wrtMonth[theMonth__]+count;i++){hFlag = false; // 休日だったらtrue

というように、=wrtMonthの前の空白スペースを削除して、あと改行も削除する必要があります。

ExtendScript Toolkitでデバッグしたときに出る「RGBColorにコンストラクタがありません」エラーは無視して大丈夫です。
ちなみに、デバッグからレイアウト、アップロード終了まで2時間ちょい、というところでした。長いんだか短いんだかよく分かりません。