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ハリケーン・カトリーナについて……。
はてなダイアリーキーワード「カトリーナ」に色々まとめてきました。他に何かあれば、追記などお願いします。
日本では台風と呼ばれるような現象が、アメリカとかではハリケーンと言う。つまり発生場所の違いだけで本質的には同じような物だということは、今回始めて知りました。なにか違うのかなと思っていました。（参考：キーワード「ハリケーン」＝「ハリケーンは、東経180度より日本側に入ると台風と呼ばれる」）そう思うといろいろな事象が理解しやすくなりました。
それはさておき。
日本では台風を番号で呼び、アメリカではハリケーンを人名で呼ぶわけですが、そのstormへの命名は先々まで決まっているようです。発生順に男女名交互で名前がつくみたいですね。以下のページから「Atlantic Names」を参照してください。こういったルールの違いも勉強になりましたが……かわいい名前して、ひどい……。
http://www.tpc.ncep.noaa.gov/aboutnames.shtml
ニューオーリンズ市ではハリケーン襲来そのものはどうにかやり過ごせたものの、あまりの水の量と勢いで堤防が決壊して海抜零メートル地帯が冠水したといいます。いってみれば二次災害みたいなもので深さ6メートルもの冠水を引き起こしてしまいました。また、その状況がしかるべき場所にウマく伝わっていなくて初動救助が遅れたとか。治安が悪化したとか避難先で高齢者が亡くなったとか、いろいろ伝えられていますが、人災的部分が非常に大きいのは間違いありません。地理的条件をいっさい無視して書きますが、もしもこのカトリーナみたいな自然災害がホワイトハウスを直撃していたら、当局はこんな呑気な対応を採ったでしょうか？
亡くなられた方のご冥福と、出来るだけ早い復旧をお祈りします。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20050906/mng_____kakushin000.shtml
