MacBook用スピーカーは、Sony SRS-T1 がやっぱりいい。

いろいろと考えてばかりいて、なかなか先に進めない日々が続いている。
そういうときの心の友は、やっぱり音楽なんだろうなあ……と思う。iTunesはこういうときに便利だ。
今日のBGMはかなり珍しく洋楽。シンディ・ローパーの名曲「トゥルー・カラーズ」を聴いている。


SONY ポータブルアクティブスピーカー SRS-T1

SONY ポータブルアクティブスピーカー SRS-T1


大学時代にMDプレイヤーの外部出力用に購入したポータブルスピーカー「Sony SRS-T1」は、今ではMacBook用に使っている。MacBook本体のスピーカーはいまいち非力だが、外部スピーカー*1を使えばなんてことはない。ヘッドフォンでBGMを聞きながら作業する時もあるけれど、今日は開放感が欲しい。
ちなみにちょっと調べてみたら、このスピーカーは1995年か1997年頃に発売された物らしい。……なんと、10年選手なのだ。
持ち歩きしやすい外部スピーカーを見つけた、というだけで買ったのだけれど、ウーファーが結構しっかりしていて、低音を響かせてくれる。その分やや鈍い音色ではあるのだが、夜の落ち着いた時間を演出したいときには、逆にその味がいい塩梅に落ち着きをくれる。


このスピーカーに限らず、最近は時計や家電の電池をeneloopにしている。ACアダプタを使うよりこの方が手軽だし、長い目で見れば100円ショップのアルカリ電池よりも安いことに気がついた。単4のeneloopをたくさん買って、サイズ変換器にはめ込んでその都度単3にしたり、単2にしたりして使っている。電池ゴミがゼロになれば、それだけ生活が安全に近づく。床に転がっている電池とかって結構危ないし、電池回収ボックスのある施設にいちいち行く必要がなくなるし。電池を買わないと決めたら、それだけで気が楽になった。
電池って、非常事態時に時間を制限されるアイテムなのだと気が付いた。電池切れって、ともかくイライラするのだね。充電ストックを作っておけば、まずは電池交換、それから充電、と、自分で準備できるのでストレスが少ない。


閑話休題
このスピーカーを今でも現役で使っている人が居ないかどうか検索してみたら、やっぱりおられるもので。
SONY SRS−T1:やまあざらしの日々という記事を発見。発売当時はカニみたいだとか話題になったらしい。私は東京湾岸の某テーマパークに生息(?)する大きな足のねずみくんだと思っていたのだけれど、たしかにカニみたいかもしれない。


このスピーカー、さすがに現在では生産終了し、たまにオークションに出ているくらいになっているらしい。
なかなか個性的なスピーカー。場所をとらないサイズの割に低音の響きが楽しいのでオススメだ。取扱説明書は、今でもSonyのWebサイトで配布している*2

*1:USB給電タイプのスピーカーを試してみたりしたこともあったけれど、PCの近くではノイズが乗ってしまったりして使い物にならなかった。SRS-T1にはテレビのそばで使えるように防磁機構が入っているので、その種のノイズがほとんど無いように思われる。

*2:どうやら、「SRS-T1」はノートパソコン用のスピーカーとして「SRS-T1PC」という型番でも販売されたらしい。1997年発売の機種名としては「SRS-T1PC」になっていた。インターネットが家庭に普及しはじめた時期とちょうど重なる。おそらく、販売戦略としてMD用からノートPC用に変更されたのだろう。