『情報福祉』という気づき

夏休み中の大学。でも、大学そのものの業務は動いています。事務室しかり、管理室しかり。夏休みですから業務時間帯や業務内容は多少縮小される場合もありますが、働いていないわけではありません。
自分が学生時代、夏休みですが部活動のために学校の施設をよく利用していました。それで事務室に行って部室の鍵を借りたりしていましたね。やっぱり、誰かしら職員はいるものですよね。


で、当然、私が所属している情報関係部署も働いています。夏休みですが大学図書館同様、学生さんがパソコンを利用できるようにサービス提供中です。とはいえ……試験期間が過ぎて休みに入ると、サポートする側もほっとします。後期に向けてゆっくりと業務内容について同僚と議論したり、個人的に考えたりする時間を作りやすくなりますね。
そんな気分でつらつらと考えていて、自分がやりたい仕事についてゆっくりと詰めていたら、情報学と福祉ってどこかでつながるんじゃないか、と気がつきました。


福祉は、みんながみんなで幸せになれるように相互扶助すること。でも、どうしてもできないこととかは、できる人ができない人に教えてあげる。これのパソコン関連の仕事が自分の仕事なわけで。友人に介護福祉の現場で働いている人が何人かいますが、話を聞いてみると、やっていることの根幹は似ているように思えるのです。たとえば、トイレを我慢できなくなった高齢者のために、成人用のオムツを交換してあげること。それと、画面が見づらい方のために、大きな文字での表示ができるようにしてあげること。この二つは分野は違っていても、同じことだと思えるのですよ。


ちょっと検索してみたら……。

情報福祉論 (シリーズ・21世紀の社会福祉)

情報福祉論 (シリーズ・21世紀の社会福祉)

こんな本が出ているようです。やっぱり、似たようなことを考えている人はいるのかな。
何かのヒントになることを期待してチェックしてみます。