NHK-FM、ラフォルジュルネの放送!

今年はどうなることか、と思っていましたが、ラフォルジュルネ、今年も開催することが出来ているようです。
ただし、節電や東京国際フォーラムの被災(設備関係の故障らしい)もあり、また、原発問題もあって来訪するアーティストさんが減ってしまったため、縮小開催になったそうです。でもでも、会場はそれなりにアツいらしい。

ラジオNHK-FMでラフォルジュルネの放送をしているのですが、音の端々から、演奏家さんたちの気持ちや、聴衆の皆さんが楽しんでいることが伝わってきます。
神戸の楽団『兵庫芸術文化センター管弦楽団』の演奏がありましたが、ホルンが冒頭と最後で全然音が違っていて、人間なんだなあってうれしくなりました。なんだか。ラフォルジュルネならこれもアリ! 最後になるにつれてだんだん上手くなるなんて、まさにライブ感ですよ。吹奏楽的にですが理解できます。だんだん後半になると、唇が慣れていい音がしてくることもありますよ。体力切れでろくな音にならないこともありますが……。楽団自体が若いようなので、こういう楽しみ方を提供してくれるのも、また、特色なのではないかと。

あ〜、今年は都合で行けそうにないのがつくづく残念。
au by KDDIのケータイですと、スポンサーになっているので、ナント公演での幾つかの音源が無料ダウンロードできるようです(au oneトップでラフォルジュルネを検索してみてください)。あの奇想天外アコーディオンの『モーショントリオ』の演奏もありましたよ。
今年のラフォルジュルネでは、国内若手もこういうときだからこそ活躍してくれているみたいですね。思いっきり演奏して欲しいなっ!
音を聞いていると……楽しそうでいいなあ。ほんとに。
被災地のクラシックファンの皆さんも、お楽しみでしょうか……。そうだと良いなあ。私も、とっくりクラシックって気分には、なかなかなれなかったもので。今夜は良いチャンスですね。