- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2012/07/28
- メディア: Video Game
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どう考えても。
説明しようじゃないか。
あの、初代スーパーマリオから、何戦してきたか分からないこの２人＋緑の弟（忘れていませんとも!!）。
でも、ピーチ姫を誘拐するにとどめ、亀の兵士を大量配置したアスレチックコースや砦、古城などを構築。
さらに、マリオの金銭欲をあおりあわよくば奈落の底へたたき落とす……というトラップのつもりで、コインを大量にばらまいて。
あれって、周辺を守っている亀の兵士たちは相当マリオがうらやましいはず。
「ボクの給料何ヶ月分が、マリオにとってはたったの300秒で回収されちゃうんだもんなあ、たまんないよ……」
と、ひとりのノコノコ（赤）が「カメッター」でつぶやいたとかいないとか。これ、140文字に行ってないよね、数えてないけど。
まあ、クッパ様は怖いので、誰も正面切って文句は言わないと思うけど。
でも、ここまでしてマリオと勝負したいって、すでに一種の愛としか思えない。絶対ピーチ姫は口実に過ぎないって。
それに、もう少し真剣に警備していれば、今回だってピーチ姫を誘拐されたりしなかったのではないかと。オープニング画面を見ていると、マリオと緑の弟がコイン集めにうつつを抜かしているスキを完全に突かれてるし。マリオ、わざとスキを作って誘拐させてませんか？ あれだけの大規模コースの構築、ちょっと情報を集めていればすぐに「またクッパが企んでるなあ」くらいは感づけるはずだし。二人（と緑の弟）は、もうともども狙ってるとしか思えない……。
しかも。道中で大金持ちになれるのがマリオには分かってる訳で（経験則）。今作はそれこそ、１つの面で1000枚近く入手することも夢じゃないくらいのところもあったりなかったり。
で、クッパ様的に、マリオと遊びたいけど、このクッパ様が正面切って「遊んでくれ」なんて言うわけにはいかないから、理由付けにピーチ姫をかっさらい。助けて欲しければクッパ城まで来い！ なんて威厳たっぷりに言いながら、実は内心では……としか。この種の性格を日本語で言うなれば、ツンデレでしょう。もったいぶって最後のラウンドで登場して、でも最後の最後にバカでかい自爆スイッチみたいなものを用意して、マリオに押させて。やっぱり、どう考えても遊んでる。どう考えても素直じゃない。
というわけで、この二人（と緑の弟）の長い長い冒険というかデートというかにつきあわされるプレイヤーも、本当に気のいい連中だなあと（ほめてます）。すれ違い通信で他プレイヤーさんのスコアを拝見していて思いましたよ。
ちなみに私、小学校時代にディスクシステムが来たとき、A面はスーパーマリオ2、B面はスーパーマリオ1の両面マリオディスクを作ってました。あと、永谷園マリオブラザーズもやったし。マリオ３や夢工場もやったし。
スーファミになってからはソフト単価の高騰と受験などが重なってやっていませんが……DSで任天堂ゲームに復帰。
またマリオができてうれしいですねえ。
う〜ん、やっぱり三つ子の魂百までも……かな？
