『自由演奏会in本郷台2013』に参加しました!!(p Bone体験談)


先日購入したp Boneこと、プラスチック製トロンボーンを持って、かなり久しぶりに自由演奏会に参加してきました。
エヴァンゲリヲン初号機カラーを目指して、緑色の養生テープを巻いてみました。ついでに、緑色のお花のおもちゃも巻き付けてみましたら……ダブルベルトロンボーンになりました!?*1
この楽器で、下記セットリストの基本的には1stか2ndあたりを担当。

セットリスト

  • 美中の美
  • 栄光の全てに
  • さんぽ(M8版)
  • 威風堂々第一番
  • ムーンライトセレナーデ(M8版)
  • 宝島
  • ディスコキッド
  • 女々しくて(WS版)
  • アルヴァマー序曲(アンコール)

p Boneですが、楽器の性能的には十分なものがあり、鳴らすのもピアニッシモも支障はありませんでした。あとの方になってくるにつれてバテて来たし唇と腹筋にかなり圧迫感があったのは、練習不足の方の問題でしょう。
ただし、まだスライドが固いので早いパッセージに抵抗感が。ウォータースプレーで加湿は十分していたんですが、なかなか難しい物があります。特に、宝島やディスコキッドはかなりきつい……。これはもうアルペジオの練習を積むしか無いかもしれません。楽器を慣らす意味で。
まだ慣れていないのでポジショニングのズレもありました。この楽器のクセを掴んで、この楽器なりのスライドの位置を把握できれば、かなり使えそうです。2番と5番ポジションが掴みにくい感じがしました。ただ、7番ポジションはやっぱり届かないので……腕が短くて手が小さいと……。テナートロンボーンだから仕方が無いですね。
費用対効果としては、十分、おつりが来る楽器だと思います。さすがに、これを練習のメイン楽器とするのは変なクセがつくかもしれないのでお勧めできませんが、私のようなアマチュアでテナーバスに加えてテナーが欲しいし、できれば目立ちたい、軽音楽で使う、という向きには良いのではないでしょうか。

自由演奏会では、運がいいとプレゼントのジャンケン大会をやることがあります。やらない回も多いので、皆さんにプレゼントを提供したい場合は事前に主催者に問い合わせをすると良いでしょう。
さて。今回、ジャンケンで最後まで運良く勝ち残り……指揮の杉山淳先生のタクトを頂きました!!
先生、ありがとうございました!!
得賞歌の指揮を振らせていただいて、気分はサイコーでした!!

これだけのセットリストですから、ひさしぶりに思いっきり吹いてこられました。帰宅した今でも腹筋が痛いくらい。ストレス解消と気分転換に、楽器は本当に最高ですね。
忘れていた気持ちを思い出して、帰宅の電車では、レミントンのウォーミングアップエクササイズ教則本をじっくり読んでいました。色々、忘れているなあ……中・高・大学時代は毎日2時間さらっていたんですけど……。自分の精神安定剤トロンボーンだったこと、本当にどこかに置いてきてしまったんじゃないかな……と。今年は可能な限り、自由演奏会に行ったり、各種演奏会を聴いたりしたいと思います。
また、今回は関東地方が中心ではありますが、私のような東京や地元・神奈川の方だけではなく、埼玉県や静岡県などからも来られていたようです。その日だけの人たちで、その日だけの演奏を楽しむ、非常に面白い機会です。
もしも何らかの楽器をやっていたことがあるのであれば、参加してみるのをお勧めします。
吹奏楽編成が中心にはなっていますが、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロで参加された方もお見かけしたことが何度かありますし。リコーダーや鍵盤ハーモニカなどもありです。これらの場合のパート譜は、実音で書かれているフルートかオーボエあたりを使うのではないかと思います。チェロはユーフォニアムの楽譜でできそうですね。もしも移調読みが出来るのであれば、クラリネット、またはサックスパートなどがちょうど良さそうです。特に、クラリネット吹奏楽編成の中でのヴァイオリンパートとも言われていますから、1音ずらして読めればバイオリンにピッタリです。

ご参加の皆さん、また楽器を貸し出し運営も行ってくださった高校の皆さん、年始でお忙しい中、会場にお運びいただいたみなさん、そして、『あーすぷらざ』スタッフの皆さん、本当にありがとうございました!

*1:ちなみに。ダブルベルユーフォニアムという楽器なら本当にあります。浜松市楽器博物館に所蔵されています。ベルが二つついていて、管のジョイント切り替え用のヴァルブを押して小さい方に切り替えると、フリューゲルホルン並みに高い音も出せるようになる楽器です。