ブックファースト新宿店

平日休日……で、ひとりの時間を楽しんできました。
仕事のシフトの都合で、今日はお休み。
ちょっと用事を済ませてから、新宿でブックファーストという本屋さんに寄ってみました。
http://www.book1st.net


新宿店の場合、ビルのあちこちのエリアに本屋さんが散らばっている感じで、ちょっとした冒険感覚。
あと、今、バーゲンブックをやっていて、料理の本や旅行書、こども向けの本、洋書などが安く出ていました。
洋書でWebデザイン関係の本が出ていて、ちょっと気にはなりましたけれども……。
あと、大型本で魔術師マーリンの魔術キット(?)の本があって微妙に気になりました。カードとか魔法陣とかが入っているらしい? こんなのあるんだ……。
ハリーポッターが好きな子どもにお勧めかも?


大きな本屋さんって好きです。
それも、絶対に自分では読みそうにないようなジャンルの棚の廻りを、こっそりと歩くのが好きです。
内科医のリファレンスとか置いてありましたけど。絶対読まないと思う。専門過ぎて。
ああいう本を心から真剣に必要としているヒトがいて、もちろん、書いたヒトと編集者がいて、そういうヒトの向学心と勤労のお陰で、この社会が回っていて、その恩恵に自分があずかっているんだなあ。そういうこと。
見知らぬ学者さんのことを、ちょっと応援する。思いを馳せてみる。
時間があるときにしか出来ませんけれど。


ところで、ここのお店は初めてでした。
もともとは、Webのサブカルやテクノロジー系のGeekなサイト『WIRED』の雑誌日本語版のバックナンバーを新宿で取り扱っているのがここだったから、という理由だったのですが。
http://wired.jp
私が気になった記事は、こちらの『未来の学校』特集。
http://wired.jp/2012/09/01/wired-5/
これを買って喫茶店で読む前に……当該の記事より前に、他の記事が知的刺激にあふれていて、そっちでお腹いっぱいになってしまいました。
『THE MANY SIDES OF JACK DORSEY』『THE A/B TEST』。この2特集だけでも。
お金を払う時に使うクレジットカード。スマートフォン自体をカードリーダーにするというビジネス。そこから始まって、ゆくゆくは、店頭で名前を言うだけでモノを買えるような世の中にするという。
会議にかけてWebデザインを決めるのではなく、実テストにいきなりさらしてAかBかを決める手法。ちょっとだけ違いを加えたページAとB、どちらがウケが良かったかを調べて、結果の良かった方をサイトに採用する。なぜ、それが良かったのかはあまり考えないこと、という。
どちらも、あまり考えずに結果を出せるという意味では非常に今日的です。
ただ、私はお金は大切な物だから多少手間をかけて払う方が消費者としてはブレーキがかかるし、サイトのデザインもじっくり考えて作る方が良いのかも、と思ったりはしますが。
運営側とか、サービス提供側としては即断即決が求められる場合には、こういうアプローチがあるんですね。
今の世の中のひとつの結果の出し方として、参考にはなりました。


本屋さんには、知的な刺激があふれています。
いつか、ウワサの代官山・蔦屋書店に行ってみたいのですが、まだ気持ちの準備とか自分の中の必要性とかが把握が出来ていないので、まだ少し先かな……。