夏の甲子園には吹奏楽部……ですが。

夏の甲子園野球が始まっています。
暑い中、大変だろうなあ……と思うことしばし。
球児だけではなく、吹奏楽部も大変なんだろうと思います。
なにしろ、炎天下40度近い中、試合時間2時間半とかを交代とは言え演奏する。待機時間を入れたらたぶん3時間近く。
金管楽器なんか、熱くなって唇とか焼けたりしませんかねえ。
中学時代、友人がホルンを誤って天日に長時間(半日とかだったかな?)さらしてしまい、半音ちかく音が上がってしまって、その後、冷暗所に置いておいても結局ピッチ(音の高さ)は元に戻らなかった事故がありました。FホルンがFisホルンになってしまったという。
金管楽器にとって、天日って大敵なんですよ。
多分、野球が有力な高校の吹奏楽部は、応援用の安い楽器も持っているんじゃないかなあ、と。プラ管のクラリネットとか。5万円程度のトランペットとか。野外演奏では多少ピッチが狂っていようと気になりませんから。ましてや野球の応援、音がある程度、鳴っていてくれればいいわけで(上手いに越したことはありませんけど)。
野球が強い高校は、吹奏楽部も全国大会常連校でもあったりする場合があり、そのレベルの高校ではコンクール&コンサート用の楽器と野外応援用の楽器を使い分けていないわけがない気がします。
現役吹奏楽部員の時に噂に聞いた話では、音を揃えるためにメーカー&モデルをパートで統一する高校もあるとか(たとえば、トランペット全員Bach使うとか)。それくらいのものなので。
ともあれ、球児も大変ですが応援席も。
私はスタンド応援で吹いた事はないんですけどね。
事故や熱中症などに充分気をつけて、ぜひ無事に、と思うのでした。