予防歯科が腑に落ちた

最近、歯磨きを色んな意味で見直しています。きっかけはブリッジを入れたことだったりしますが。
歯医者さんでワンタフト歯ブラシというものを教えてもらい。アマゾンさんで安くて使い勝手が良さげな商品を発見。ワンタフトはヘッドが小さいため、慣れるまでは何本もつぶしましたけど、この価格だと思い切れるところがあったり。力を抜いてゆっくりと。

あと『スウェーデン磨き』の仕方を習いました。本で学ぶならこれかな。まじめにやるならプラークの染め出し剤も必要です。子どもの頃の歯科指導で使ったアレですね。一般ルートでは錠剤しかないのかなと思っていたら、液体もありました。
ただし、これも色々ありまして。
まず、子ども向けの『こどもハミガキ上手』。
こどもハミガキ上手 いちご味・お徳用

こどもハミガキ上手 いちご味・お徳用

は、簡単に落ちていいんですが、あんまり着色しなくて。気休めに使う程度の意味でしかありませんでした。地元のスーパーで扱ってるくらいに手に入りやすいのは良い点なので、毎日ちょっと試したいくらいだったら使えるかもしれません。
次に試した『GC プロスペック 歯垢染色液』。
ジーシー GC プロスペック 歯垢染色液 5ml

ジーシー GC プロスペック 歯垢染色液 5ml

は、歯間部分の染め出しがやや甘いのと、舌に付いた部分がちょっと落ちにくい感が。それでもそれなりには染め出せるので、週の終わりに気合い入れてチェックする時に使っています。
ちなみに歯医者さんで使っていたのは、多分『Ci ダブルプラークチェッカー 』じゃないかな……。色合いとビンのデザインに見覚えが。
Ci ダブルプラークチェッカー (歯垢染色液) / 1本(50ml)

Ci ダブルプラークチェッカー (歯垢染色液) / 1本(50ml)

自宅ではまだ試していませんが、歯医者さんで使った限りでは舌にはあまり残らず、歯間の汚れがはっきり分かるので良い感じでしたね。まあ、専門のクリーナーで落としてもらうせいはあるんだとは思いますけど。いまのプラークチェッカーが無くなったらいずれ試してみます。

歯間ブラシ。ストレートな形の物は、奥歯をやる時に曲げて使うこと。どうやったら奥歯をやれるんだ、と悩んでしまいましたが、曲げれば良いって目から鱗。ワンタフトでは入らない部分に。
あとはデンタルフロス。歯間ブラシでも、歯と歯の接している間のプラークは取れません。
基本的な使い方。フロスをやるたびに痛い思いをしていましたが、歯肉に垂直に落としてるから痛いだけだった訳。歯に寄り添うように流し入れる感じ、ですね。ゆっくり入れれば歯周ポケットもきれいに出来ちゃいました。
あとフロスをブリッジと歯肉間を通す方法も教えてもらいました。
歯医者さんで頂いたのと同じ道具は出てこなかったんですが。

サンスターGUM フロススレッダー #840P 5本入り

サンスターGUM フロススレッダー #840P 5本入り

こういう感じの、原理的には針と糸みたいな物です。フロスを針に通して針をブリッジと歯肉の間に入れ、引っ張ればフロスが通ります。あとは他の部分同様に丁寧にブリッジをこするだけ。どっかのWebページで、ブリッジの内側にプラークが固着してしまい、ひどい炎症を起こした事例がありましたので(もう見たくない恐ろしい状態)。どうやったら手入れできるのかな、と思っていましたが疑問解消。
奥歯でどうやっても指が届かない部分は、いわゆる糸ようじ的なもの(Yの字型が良い)で。私、指が太くて奥歯をフロスでやるのは無理って判明したので。糸を交換できるフロス用ハンドルもあるそうです。また、どうしても通らない部分は無理してフロスを入れるとかえって歯や歯肉を傷めるので、やらなくてよいとか(その代わり、定期的に歯科にくるようにと言われました)。


ワンタフト歯ブラシって、補助用に使うのではなくて思い切ってメインに据えてしまっていいんですね。
今ではほとんど普通の歯ブラシを使っていません。急いでいる時にざっと磨きたいときとか、デントヘルスを塗るのに使う程度。
それでも今回、かなりきれいに磨けているとお褒めの言葉をちょうだいしました。
予防歯科の価値がようやく腑に落ちました。歯磨き指導と歯のクリーニングをしてもらって、それで1000円いかないっていう。長期的にみたら歯科コストダウンですし。
聞いた話では、日本ではコンビニの数より歯医者さんが多いとか。
通いやすい所を見つけて、しっかり直してもらったら。3ヶ月に1回くらい、プロに歯をクリーニングしてもらうの、いいかもしれませんね。
なにより気持ちよかったので!(次回も予約した)