思い出のマーニー

ジブリ映画をシアターで観るのは久しぶりでした。
不思議な少女マーニーとの友情……親友が何よりも大事だった頃を思い出さされました。
さすがはジブリで、背景グラフィックの綺麗さは映画館だからより良く分かりましたし。
本当に、思春期の頃って、人とのやりとりのちょっとした事が大問題なんですよね。
大人から見たら些細な事かもしれないけれど、大問題と感じられるその繊細さは貴重で。
大人は、あれくらいの年頃の頃の気持ちそのものを忘れてもいいけれど、そういう世代なんだっていう理解は失ってはいけない気がします。
佐世保の事件(詳細は略しますが……)も、難しい年頃の、本人にしか分からない動機とかかもしれないなあと……。あの事件は被害者も加害者も気の毒でしかたがなくて。ちょっとした巡り合わせの違いとか、理解者とか、そういうことで防げたかもしれないのに……。大人からは100%の動機は理解できないかもしれないな、と思うので……。
マーニーの正体については置いておきますが、結果的に親友がちゃんと出来たのが本当に良かった。
友って、得がたい宝なんですよね……しみじみ。