『東洋の響 西洋の響』

カワイ楽器・表参道店のホールで演奏会『東洋の響 西洋の響』を聴いてきました。マリンバ、バイオリン、ピアノ、胡弓で……という、一風変わったアンサンブル。
気持ちよく晴れた秋の土曜日、午後にピッタリな感じ。
胡弓のかすれた色っぽい響き、いいよなあー。マリンバの深い響きって好きだなあ。

面白かったのは、バイオリンソロ+マリンバ伴奏で、リロイ・アンダーソンPlink Plank Plunk。この曲、全編弦楽器ピッツィカートなんですけど、今回、バイオリニストはお一人ですし、このままではマリンバの音量で消えてしまうという。で、どう対処なさったかというと、マレットじゃなくて指先で演奏するという。こんなの初めて見ましたけど……優しい響きになって結構いい感じ。ここまで極限のppをマリンバに求められる機会って、普通にオケとかではそう無いと思うんですけど。

なんか、演奏聴いてたらレモンを入れた紅茶を飲みたくなりましたね。