『打楽器イ・ロ・ハ』(小田もゆる:著)

で、先ほどの演奏会でのマリンバの方が打楽器の本をお書きになったそうで。
会場売りしてたので買いました。
ティンパニとかスネアみたいなメジャー打楽器から小物とかまで、図版多く幅広く取り上げて、練習法の入門も少し書いてあったりして、おまけにこの種の本としては低価格。
吹奏楽『あるある』で、ペダルティンパニーをステージ袖からステージに運ぶ際、ついつい上の方の輪の部分を持ってしまいがちなんですが、調律が狂うから絶対にそれはやっちゃダメで。ペダルと対面側に立ち、側面の支柱を持って斜めに倒して引いて運ぶのが基本なんですが。そういうことも書いてあったり……。

打楽器 イロハ

打楽器 イロハ

打楽器って海みたいに広いからなあ。
成り行きで入った中学・高校の吹奏楽部で、なぜか打楽器をやる事になっちゃった人(しかも顧問の先生があんまり吹奏楽に詳しくなくて、しかもろくな先輩もいなくて、自分で何とかしないといけなくなった!)が、4月〜5月に手にする最初の1冊にいいかも。
全国に毎年何人かいると思うんです、そういう少年少女たち。

打楽器ネタ、例のQuartz Composerの自作品のネタに詰まってたので……ちょうど良かった。