糸井重里さんがシナリオとか企画とかやって、
あと、二作目だしてから三作目が出るまでナンダカンダで12年かかった、
ロールプレイングゲーム。
それがMotherシリーズなんだけども。
久しぶりにiPhoneで、
Mother3のサントラを聴いていたら、
なんだか涙腺直撃だった。
ゲームやったひとと、
やってないひととで、
きっと違うんだろうけどね、
この音源はなんだかんだで滅茶滅茶ズルい。
大貫妙子/D.C.M.C「MOTHER3 +」
https://itun.es/jp/I1Alm
でも、このゲームは、手元にない。
三作全部、
本体ごと友達に貸していたら、
あの震災で行方不明になっちまったらしい。
友達は無事だったから、よかった。
たくましく生きててくれてるから、よかった。
で。
このゲームの1作目と2作目は、
一応、wiiのバーチャルコンソールで配信してくれているが、
3DSでやりたいんだよなぁ。
できれば、三作目まで。
批判がとてもとても……とても多かった三作目だけれどね。
出てくれて、よかった。
モノを作るって、本当にたいへんだから。
それも、一度は完全に企画が止まってしまったものを。
亡き、岩田 前 ニンテンドー社長さんと、
マリオのお父さんの宮本さんと、
そして、糸井重里さん。
この三人が奮闘しても、粘っても頑張っても、作品を出せないっていう状況が、本当にありえるんだっていうことのショックは、
今でもはっきり覚えている。
そして……出てくれた三作目。
本当に一気に解いたと思う。
ゲームプレイのことは、このはてなダイアリーに記した。
正直、
分かりやすさとか、
簡単さとか、
そういうものとは、
違う世界だった。
ゲームが難しいんじゃなくて。レベル上げとかそういうことは難しくはなかった。
ただ。
ゲームの描写が意味するものを
キチンと捉えるのが難しいというか。
想像力を、たくさん求められ。
そして。
とてもとても怖いゲームだった。
だから、
Mother3に、わかりやすくてほっとするものを求めていた人たちからは、
かなり批判されたみたいだった。
でも。
今、あのゲームの音楽を聴いてみて、
これだけ気持ちの行きどころに困ってしまうということ。
やっぱり、本気でプレイした作品は、
ココロに刺さり続けているみたいだ。
iPhone 6 Plusから送信