ラフォルジュルネで『ユマラ』を鑑賞

ラフォルジュルネに行ってきました。
有楽町・東京国際フォーラムで毎年ゴールデンウィークに行われる音楽祭。
今年は吹奏楽系も結構あったのですが、チケットのソールドアウトが早かった…。
それで、今回の有料公演としては、合唱と和太鼓で北欧神話の世界を描く『ユマラ』という作品を鑑賞してきました。
人間の声と和太鼓だけで、あれだけ多彩な響きを表現できるとは。感想を書くのが難しいですが、声と太鼓の多層な響きに加え、和太鼓をナラの木に見立てて周りを惑星が動くという表現を、コーラス隊が動き回ることでコンテンポラリーダンスのように表現していて。
癒しのある響きを聴いていて、特に中間部のところは最近読み直した紫堂恭子先生の『癒しの葉』という漫画を思い出させられました。
やっぱり、こういうのはビデオとかで見ても面白さや美しさが伝わりにくい。CDはなおのこと。現場のライブで味わうのが一番です!
でも、一応、ラフォルジュルネの公式動画がありましたので…参考に。
https://youtu.be/sp4is-xdI6E
東京国際フォーラムではもっと広い舞台を使ってもっと歩き回って大きな表現をしていた点、申し添えておきます。


その他。
新星堂の出店で掘り出し物輸入CDを発掘。じつはここ2年連続して、掘り出し物コーナーでスティーブ・ライヒの作品を掘り出せていたのですが、今年は空振り。でも、金管7重奏など珍しい編成のCDを発掘できました。ジョン・ウイリアムスの生誕80周年記念盤の海外版とかも。まだ聴いていませんが、末尾に入っているハッピーバースデイの歌のオケ版が気になります。

☆ローランドのブースで最新鋭のウインドシンセを吹いてきました。打楽器すら吹奏できたり、移調楽器を再現できたり自由自在。スマホと連動して音源をさらに多彩にできるとか。ちょっと面白い楽器。

☆チケットの半券で聴ける公演で『アッピア街道の松』のオケ版を聞いてこられました。昔、吹奏楽でやった時の大変だった思い出が蘇りつつ…。やっぱりあの曲は一番大変なのはホルンセクションだと思うんです。このへっぽこトロンボーンの人に言わせても。絶対外しちゃいけないハイノート、音量も要求され、でも音を割らないようにあくまでも品は失わず。さらにテンポは意外に遅めなので持久力が試される! ホルンの方、本当にお疲れ様でした。

☆せっかくの有楽町なので、東京国際フォーラムからほど近い皇居の二重橋も最後に見学。新天皇陛下のご即位による一般参賀は終わった時間帯でしたが、見学者の方はそれなりにいましたね。まだまだ警戒態勢もありましたが無事に終わった感じが伝わってきました。ひとまず良かったです。お天気ももったみたいですし。変わったところで、フォークリフトで車留め? の石を移動しているところが見られました。全く迷いのない素晴らしい運搬ぶりで気持ちが良かったです。