早くもスピンオフ要素が…

いやぁ、エヴァは最初の10分でがっちりこちらを掴んできますねぇ。
冒頭にあった機械に遺された書き置き、あれが気になってしまって。日本語に訳すと「後をお願い」というアレです。赤で書かれていたのもなんか演出的な意味がありそう。
作中ではそのエンジニアさんがたまたま赤いマーカーを持っていたのか、血文字なのか(でも経年劣化で黒くなるかな)、はたまたここはオシャレな街なのでルージュだったのか?(ちょっとくっきりしすぎかな?)その辺はわかりませんが…こういう、機械に人間が書き置きをする、というと、どうしても旧版にあったマギの中の書き付けの山を思い出さざるを得ませんね。
そして、その彼または彼女に何があったのか。どんなキッカケでネルフに入ることになり、何を思って働いていたのか。大切な人はいたのか。猫は飼っていたのか? 好きなお酒は? などなど。
いずれにせよ、危機に瀕してあんな書き置きを残されたのは、なんとなーく女性だったんじゃないかなぁ、という気がしています。それこそリツコさんあたりは名前とか面識があっても不思議はないかも。対面じゃなくて、情報交換で通信機越し、あるいはメールのやりとりくらいかもしれませんが。多分、仕事ができてかつ熱心で、自分の全てを賭けるタイプだったんじゃないかなぁ。新人さんというよりベテランの方で、面倒見が良くて自分の仕事をしながらも周りも見えるタイプ……などと、想像が膨らみます。
あの書き付けは本当に数秒のシーンでしたが、スピンオフの余地が大いにありますね。映像化は厳しいかもしれませんが(まずは本編の完成です!)漫画になったら読みたいなあ。
エヴァの謎がまた増えてしまった10分でしたが(なんで冬月副司令に「試されてる」のか、とか)。こういう、おそらく語られないだろうストーリーも、また楽しからずや。
それにしてもシンジたちはどうしているんでしょうね。本編の10分41秒目からがまたたのしみです。