エヴァQ、再見。

エヴァの公式アプリで序・破・Qを無償公開していたので、この期間を使って見直してみた。映画館ぶり。
が、やっぱり。
『破』の感動的なラストからあまりにも変わり過ぎてて視聴者置き去りっていう印象は変わらず。困惑だけを大量に残して終わった。
まあ、作り手の意図だと思う。分かりやすく説明するならいくらでもチャンスはあったし、そういう作り方なんていくらでもできたはず。
視聴者とシンジくんに、思いっきり『Q』(疑問)を残しまくって終わらせるのがこの章の意図だったんだろう。
でも。
視聴者的に頼りになるのは、カオル氏曰くの「希望は残っているよ、どんなときにもね」というメッセージ。

で、何が困るって。
いろんなことの仕掛け人はおそらくゲンドウ氏、シンジくんの父上だと思うのですが。
彼が冬月さんという、とても理性的そうな方をも、というか、地球の人類全員をも! 巻き込んででもやりたいことってのが、本当にさっぱり分からないんですよ。
旧テレビ版では亡くなられた奥様に逢いたいから色々していた、ということだったと思うのですが。あのバージョンにしてもよく考えたら「死んだ妻に逢いたいから世界中の人類を破滅させてでもあれこれしてしまおう」って、技術的に資産的にそれが可能な立場にいたとしても、普通はやらないと思うし、常識人っぽい冬月氏は友人としてそれを止めようとか思わなかったのかと。
あと、これはネットの噂で確証がないんですが、使徒が攻めてくるからエヴァを作って地球と人類を守ろう、というのは真実ではなくて。人類がエヴァ(の原型やら作り方やら?)を見つけてしまったので使徒の皆さんがそれを止めに来た、というのがエヴァの話の本当のところらしいとか。そんなものを人類が使ったら大変なことになっちゃうから。実際、Qまでで本当に大変になってしまったし。街も国も全部真っ赤になっちゃって、人類ほぼ滅亡していますもの。
ともあれ、少年漫画でなんか謎が発生して「主人公はどうなっちゃうの? 次回へ続く!」ってヒキはよくあるんですけど。
エヴァは度を越したヒキで困惑です。考察だの解説だの結構読みましたが、結局は『Question』しか残らない。
来年6月には解決しているんでしょうか?
どうも、そうは思えないんですけどねぇ……。困ったもんだ。