PASMO払いを頻繁にする人は要注意、な話

例の、消費税増税がスタート。
で、これまた例の、9カ月間のPASMOポイント還元システムに昨夜ユーザー登録してきた。正直、ユーザーとしては無用なハードルを多々感じたので記載する。
まずハードルはユーザー登録そのもの。登録しておかないと還元されないシステムで、メールアドレスを持っている人しか登録できない。
1アドレスにPASMO1枚しか登録できない。
パスワードがコピペできない。仕方がないので難しいパスワードを考えたあと、4ケタごとに区切ってiPhoneテキストエディタアプリに書き、それをアプリ切り替え画面で時々見ながら入力。
パスモ番号の最初の枠の末尾が英大文字の場合、iPhoneのテンキーから入力できず困った。何か入れると次の枠になってしまう。仕方ないのでQWERTYキー配列に切り替え、先にShiftをタッチしてから入れたらどうにか通った。
で、運用。PASMO公式サイトにPDF形式でFAQがあったから読んでみた。なんでホームページ本文に直接書いていないのだろう。読みづらい。
とくに引っかかったのは下記。

  • ポイント還元されるのは三カ月に1回。
  • ポイントを還元してもらうには、駅の定期券売り場などのリアル窓口へ。
  • ポイント還元してもらうには、システムから送信されるQRコードを持参のこと。
    • スマホとかない人は印刷しろってこと? プリンタもなかったり壊れていたら終わり。PASMOカード本体ではダメらしい。
  • 先にPASMOにチャージした金額とポイント還元額の合計が20000円を超える場合、還元できない(いくらかお金を使って合計が20000円以下にする)。
    • もしも、ポイントだけで20000点を超えてしまう場合、還元できない。これ、なさそうでありえる。コンビニとかで2パーセント還元として、9カ月間=約270日。20000÷0.02÷270=3703円/日。仕事日の昼御飯やスーパーやコンビニでの買い物をPASMOオートチャージ経由での間接的なクレカ払いにしていたら、家族が多いとかの場合によっては充分にありえるんじゃないだろうか。ポイント数を指定して還元できるようにするくらいは対応できないんだろうか?

って事で、ポイント還元を受けるタイミングとかも大事になってきそうで…正直、色々とめちゃくちゃにハードルが高い、これ。
PASMOでの買い物で1日に3703円以上使うような人は、3か月に1度の還元をちゃんと受けないと、最終日にもったいない思いをするかも。
ちなみに、交通費に関しては対象外だそう。
上記の記述の真偽などはPASMO公式サイトでお確かめを。
https://www.pasmo-point.jp

2019/10/01 19時40分追記

PASMOのサイトなどをもう一度丁寧に読んでみたら、上記を書いた午前中には、少し勘違いをしていたようだ。追記しておきたい。
例えば、ファミリーマートのように、PASMOなどを含む電子決済サービスを使ってくれたらその場で2パーセント(など)を値引きにしてくれるお店がある。その場合はPASMOサービスでのポイント還元の対象にはならないが、逆に言うと、PASMO側の還元ではないので、今回の面倒なポイント還元ユーザー登録が必要ないということでもある。
それからそもそも、PASMOを含めた電子決済には対応してはいても今回のポイント還元サービスに参加していないお店も当然あり、そうした店舗では当然だが還元されない。町や駅にある飲料自動販売機の中には、交通系ICカードに対応している場合があるが、そうしたものは還元の対象外ではないだろうか。今日、駅で自販機を見てみたが、例の還元マークは付いていなかった。
となると、PASMOサービスによる還元が受けられる店舗はどこだ、ということになる。
https://cashless.go.jp/consumer/index.html
上記の『対象サービスはこちら』から地図で調べられる。決済手段の『電子マネー/プリペイド』の『交通系IC』にチェックを入れれば良いようだ。
というわけで、現実的にはPASMOの還元サービスに登録しなくてもPASMOで還元を受けることは充分に可能だ。よく使うコンビニなどがあればホームページで調べておくと良さそうだ。また、駅に行かなくても、コンビニの店頭でもPASMOへの現金チャージができることが多いので各店舗で確認。現金でなく、出来るだけPASMO払いにした方が得かもしれないのは確かなようだ。