まもるって、こういうことだ。

ラグビー日本代表の対スコットランド戦についてですが、そのまえに!
連日、試合が報道されたおかげで、ラグビーの点数の感覚がなんとなくわかってきました。
トライとそのあとのゴールに成功することで合計7点入るのと、このレベルの人たちがこのゴールを外すことがどうやら少ないようであるため、サッカーの感覚でザックリと点を捉えようとするなら、点数を7で割ればいいんですね。
他にも点が入る機会はあと2パターンあるようですが、いちばん多く狙われる得点機会は、やはりトライとゴールのようなので、あくまでも感覚としては。

というわけで本題。ベスト8をかけた試合は見ていても熱かった。選手の皆様も、現地やテレビで応援されました皆様も、本当に報われたのではないかと思います。
結果としては、28対21、先程の考え方でサッカーに換算すると4対3。しかも、相手は 強豪スコットランド。サッカーでいうなら、スペイン、フランス、イタリアとかブラジルあたりのチームに奮戦し、守りきって1点差で勝った、みたいな感じでしょうか?
最後の数分間は、全員でまもるっていうことは、たとえばこういうことなのだ、と、体現しているようでした。世界クラスの相手からの最後の最後まであきらめないガチな攻撃を、全員でまさに食らいついて食らいついて食らいついて守り抜いた。
私はワールドカップ前はラグビーのルールも知らなかったのに、気がつけば「走れ!」「にげろー!」「守れ、守ってくれー!」「まだ! まだ行けるって!」などと、声を上げている自分がいました。なんとなく流れくらいは分かってきたのです。
自分が前に行けないなら仲間に託そう。
仲間が前に行けないならバックアップしよう。
カラダが小さくても、きっとできることがある!
そして何より。
試合に出ているみなさん、何かしら、テーピングをしていたのが印象的でした。もちろん、それは怪我とは限りませんが、満身創痍でも立ち向かうんだという覚悟が伝わってくるようでした。
台風が日本列島にとんでもないキズあとを残していった翌日にこの勝利。
ただの一勝ではありませんね。