1日1章『新・鬼ヶ島』(序幕・第1章)

不意に、昔のゲームが懐かしくなることってあるんですねぇ。MOTHER シリーズしかり、ドラクエロト三部作しかり。
で、このところ、BGMが懐かしくなってしまったのが、任天堂の『ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島』でした。3DSなら、昔のファミコンディスク版をプレイできます。……しばらくぶりにやってみるかな。

昔々、長串村というところに、お爺さんとおばあさんがいました。
ある夜の夢で、2人は、神様から「子どもを授かる」というお告げを受けました。

翌朝、同じような夢を見たことを不思議がりつつも、いつものように、お爺さんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に出かけました。
お爺さんは山で光る竹を見つけ、思い切ってそっと切ってみると、中には玉のように可愛らしい女の赤ん坊がおりました。
喜んでうちに連れて帰りますと、おばあさんが川で変なお碗を拾ったと言います。
そのふたに書いてある通り、お湯を入れてしばらく待ちますと、中から元気な男の赤ん坊が飛び出しました!
お爺さんとおばあさんは驚きつつもたいそう喜び、赤ん坊2人を大切にそだてることにしました。
名前は……
女の子には「ひかり」。
男の子には「どんべ」。
さて、どんな子どもに育つことでしょう。昔話の、始まり、はじまり……。

という感じかな。
ゲーム画面ではオール平仮名、オール縦書き。
この時代のアドベンチャーゲームは特にテキスト命なわけです。あと、漢字を使える容量なんかほぼなかったので平仮名なのですが、逆に昔話っぽさ、優しさを演出していますよね。
1章にはこのあとのお助けキャラ、金太郎さんも出てきますが、彼の会話が半分英語っていうのも平仮名。一周回って逆に味わいが。
主人公2人の名前はデフォルトネームにしておきました。名前入力画面でスタートボタンを押すと自動でつけられる名前です。「ひかり」は、竹が光っていたからでしょう。「どんべ」はカップラーメン式に生まれたから? どん兵衛のうどんはお揚げが美味しいですね。
昔、全部解いたので、だいたいの話は覚えていますが、せっかくなのでこれから少しずつ進めていくことにします。目標、1日1章!