昭和書体の手書きフォントとかとか

NHKの『逆転人生』で、全部筆での手書きから作り出すフォントの昭和書体というフォントデザイン会社さんが紹介されていました。
公式サイトが今アクセス集中してるのか、重いのでとりあえずTwitter

読みやすいうえ、味がある。コレはたしかに部首で分割合成する作り方では出せない。カスレの再現とか無理ですもん。
モリサワさんに提供したり、鬼滅の刃でブレイクしたらしいってのは本当に良かったなと。フォントだけに。
ところで、番組内であったご意見で、フォントってお金を出して買うイメージが無いっていうのがあったんですが、え、そうなの? と、逆に思ってしまいました。最近ではたしかにサブスクリプションが増えているとはいえ、使いたいフォントって買うものでは? と。まあ、フリーフォントが最近では充実してきているし…。
フォントって本当に大事で、Macユーザーを離れられない理由の一つがフォントにもあります。
やっぱり読みやすいんだよなぁ、Macのフォントは昔から……。iOSでも、ヒラギノフォントでテプラが作れるのはやっぱりうれしいものが。
Windows游明朝体を採用してくれてからだいぶ使い勝手が変わりましたけど、コレも一時期のOfficeでの縦書き印刷バグには悩まされましたし。
源明朝をオープンソース提供しているAdobeさんも英断でしたね、あれ。
先程も鬼滅の刃の話が出ましたが、アニメとフォントといえばエヴァフォントこと、マティスEB。あの独特な極太明朝は、やっぱり他のフォントではなんか違うんですよね。25年前にアニメでの文字の重要性に着目したエヴァ制作チームはすごいなぁ。
ちなみに、iPhoneでもフォントの追加って一応できるんですよね。iOS版テプラでラベルを作ることがたまにあって。今のiOSとテプラアプリではうまくいかないみたいですが、Wordとかでは使えます。AnyFontってアプリを使う方法です。ただ、フォントのライセンスには要注意なので、今のところフリーフォントだけで楽しんでいますけど。
それにしても、久しぶりにフォントの本当にいいお話を聞けて良かったな。Twitterをちょっと検索しただけですが、どうやら今回の番組は割と好評だったみたいです。フォント好きな人って結構いますからねぇ。
最近ではあまりフォントに気を遣う作業をしていないので、なんか久しぶりにそれっぽいことをやりたくなっちゃったかも。