今大会ばっかりは。

東京2020五輪&パラ、本当にやっちゃうんだろうか。
今更ではあるけれど、今大会ばっかりは、やるなら場所も時期も分散開催して少しでも現場負担を散らすべきでは? と思う。
まずは場所の分散開催。2019年のラグビーワールドカップ日本大会をいろんな都道府県でやったみたいに、東京・関東に関わらず、いろんな地域でやる。
もちろん、本来なら国ではなく都市主催で開催するのが五輪の原則だが、今回は「密を避ける」という大義名分がある。北海道にマラソンを移転させたみたいに、副会場のような扱いで、もっといろんなことが考えられると思う。
それから時期。これも狭い期間でやろうとするから空港や選手村とかで密が生まれやすくなってしまうのでは。例えば、種目をうまく分けて5月と9月に分散開催するとか。五輪の後にパラリンピック、という通例も今回はスルー。6月と10月にパラリンピック、とか。
とにかく、今大会ばっかりは日本は貧乏くじを引いているのは間違いない。夏にやらないとスポンサーが…とか、よく聞くのだが(欧米での放送権の問題)、今回ばっかりは特例として各国の放送業界も協力してくれないだろうか。時期外れでも。
もちろん、上記は今更変えられない話である。今書いてもしょうがない話である。
しかし、1年遅れにしたのが特例なら、ついでにもう少し柔軟に考えてもらっても良かったのではないかと思えてならない。
急に暑くなってきて、熱中症が心配される。選手やスタッフさんの中に暑さによる死者が出ないこと、コロナがこれ以上蔓延しないことを祈る。どうか五輪株など発生しませんように。
それに醜聞も準備不足も聞き飽きた。もうそんなのはいい加減、ごめんだ。
どうせやるしかないのなら、会期中はアスリートファーストを貫いて欲しいと思う。