ニンテンドーDSのレビューみたいなもの。

え〜っと、かれこれ10日くらいたってしまいましたが、久しぶりに書きます。
ネットもほとんど触ってなくて、何していたかと言うと……。

ニンテンドーDS グラファイトブラック【メーカー生産終了】

ニンテンドーDS グラファイトブラック【メーカー生産終了】

を買って、ブログ書いていた時間帯にこればっかハマっていたのが大きいです。
ゲームとしては1個買いました。後はメディアアートが1個、頭の体操が1個。
つまり、以下の3本です。


スーパーマリオ64DS

スーパーマリオ64DS

三次元マリオ初作の移植版。64時代のはプレイしていませんが、あの時よりも中身的には増えたらしいです。3次元的な感覚(縦横斜めに加えて高さや奥行きがある)のアクションは以前、プレイステーションで3次元版のパックマンをやった事がある物の、あの時は三次元酔いがひどくて長時間は出来ませんでした。しかし、マリオは大丈夫でした。携帯ゲームってことで画面が小さいのが還って良かったのか、技術的に三次元酔いを防ぐしかけがあったのかは分かりませんが。話は初代スーパーマリオと同じく、相変わらずクッパにさらわれるピーチ姫と、それを救出するマリオたちの大冒険です。(仲間が増えていますけどね)まったくクッパって、ピーチ姫をさらって何をしたいのやら。1週間くらいでスター150個ゲットの完全クリアを達成して、今は80個でマリオとヨッシーのみの最小クリアに挑戦中。エンディングが違うらしいので。
タッチスクリーンでも操作できて、その方が微妙な動きは創りやすいですが、ダッシュが聞きにくかったり慣れないと操作しずらかったりします。ペンを使ったアクションゲームの習作的な感じも受けました。
ちなみに、これをクリアできてもスーパーマリオ2(ファミコンで出ていたアレ)はクリアできないのですから、今と昔で難しさの質が違うのだろうと思いましたね。今のゲームの方が解き方が見えやすいように親切に出来ているような気がします。
画面の視野角をウマく調整しないと歩きにくいところもありますし、慣れないと歩きの角度と自分が進みたい方向が微妙に一致しなくて苦労するところもありました。


ELECTROPLANKTON エレクトロプランクトン

ELECTROPLANKTON エレクトロプランクトン

箱が普通のDSソフトより大きめなのは、中にNintendoのロゴ入りイヤホンが同梱されているためでした。
これはゲームじゃありません。ソフト名を見た時にはプランクトンの育成ソフトかと最初誤解していたのですが、画面上の生物を動かすときれいな音がするので、それをつかって演奏や画面そのものを楽しむメディアアートソフトです。自動演奏が出来るモードもあるので、BGMとして流しているだけでも楽しめます。ぼーっと見ているだけでも飽きないし、プレイも楽しいですね。新しいシンセサイザーを手に入れた感じに近いです。DSに画面出力が無い(テレビ等に映せない)のが残念ですね。一人で画面を見ているだけでなく、シェアして楽しめる可能性が強いソフトです。
お勧めの使い方は、自動演奏にして洗濯物をたたむ等の単純作業時のBGMにすること。けっこうはかどります。オルゴール的な愉しみがありますね。
このソフトこそ、通信機能に対応して欲しかったなあ。他人とプレイできると楽しそうですが……。


はまぞうで「DS」を検索すると一番に来るソフト。売れているのでしょうね。私も、実はこれをやりたくてDSを買ったような物です。
最初、脳年齢測定で40代な数値が出た時にはびっくりしましたが、1週間くらいトレーニングして年齢相応(24歳〜27歳位)な結果が安定して出るようになりました。毎日120問計算問題やって、他の様々な問題もやって。まあ、それで結果が出なかったら悲しいのですが、そんな事はありません。
一桁の数字による四則演算(割り算除く)20問は現在、最速で15秒で解けます。更に上げるには……ちょっとした家事の時にかけ算九九を唱えてみたり、食事に気を配ってみたり、色々考えています。目標は20問を10秒以内なのですが、まだまだ厳しい物がありますね。こういう風に「頭の働きを数値化」して考えられるようになったのはこのソフトの良いところですね。
このソフトほどDS向きな物は無いと思います。例えばパソコンでこのシステムを販売しても、これほどの「手軽さ」が実現できなかったでしょうし、ペンタブレット的な操作感覚はマウスでは実感できないでしょう。ペンが使えるというアドバンテージを良く活かしています。計算問題など、答えを書いたその瞬間には採点されて次の回答に集中できるので、この感じは紙と鉛筆では創れないでしょう。快適に合理的に頭の体操が出来ます。


多分、DSというメディアの活かし方の模索が1年くらいは続くんでしょうね。
それぞれに個性的な3本を一通りやってみて、ファミコンにびっくりしたのと同じ位の可能性を感じています。ファミコンの頃は2コンのマイクがあまりいい活用をされませんでしたが、「DSトレーニング」で音声認識が使われているように、高度な活用もできる仕掛けが色々と入っているみたいです。単なるゲーム機を超えて、ケータイメディア的な活用が出来るようになっていますね。無線LANに対応しているなどの機能が今後どう使われるのでしょうか。