2004-01-01から1年間の記事一覧

2004年の終わりに。

1)「ガラスの仮面」と戦争と災害のこと さて、なんだかんだで用事が入ってしまい、3日もかかりましたが、「ガラスの仮面」を2004年中に読み終わりました! いやー、なんだかんだ言って、面白かった。 劇中劇としては、やはり、紅天女のセリフ『髪の毛一本 爪…

「ガラスの仮面」花とゆめコミックス42巻感想

さて、とりあえずの最新刊まで、終わりました! 前の巻が重かっただけに(厚さだけのことではありません)今回は伏線にしては長すぎ、たくさんある問題は、なんの解決にもなっていない気がしてちょっと残念。っていうか、桜小路とマヤの仲がいいのは今に始ま…

「ガラスの仮面」月刊14号感想

収録:「(鼓の音)カ…ポーン」〜「マヤ…!!」 さて、ちょっと前までの最新刊分はここまででした。(祝・42巻!)ここではあえて亜弓とマヤの対決には触れないことにして。いよいよ、「紅天女」のあらすじが明らかになりましたね。舞台「紅天女」が大ヒットし…

「ガラスの仮面」月刊13号感想

収録:「今やっと分かった…!」〜「月影先生…!(鼓の音:カ…ポーン)」 紅天女の「風火水土」のエチュード。風(空気)と火と水と土を演技することから、自然界その物を悟り、自然の女神である紅天女の役を掴むというもの。と、まとめると簡単ですが、これ…

【ガラスの仮面を最新刊まで一気に読もうよテキストライブ】終了!

詳しくは、http://d.hatena.ne.jp/Yuny/20041229#1104293829を見てください。なお、登場人物は敬称略です。テーマは「デバイド」です。 昨夜は12時くらいまで読んで、気がついたら眠ってしまいました。なお、田舎には一泊して帰ってきました。

「ガラスの仮面」月刊12号感想

収録:「主役はどちらに!?」〜「ひどい雨だ・・・当分やみそうもないな・・・」 いよいよ紅天女です。長かったなあ。とはいえ、紅天女の稽古は、ものすごく時間がかかっていて、最新刊でも終わってない。ああ。マヤと亜弓の勝負は、役の本質にまっしぐらなマ…

「ガラスの仮面」月刊11号感想

収録:「大沢演劇事務所のアカデミー芸術祭参加作品は「イサドラ!」決定か・・・?」〜「あなた・・・! あなただったんですか・・・!? 速水さん・・・! 紫のバラのひと・・・!」 今回は見出しのネームが長い。(携帯で打つのが大変)丸々一冊「忘れられ…

あらら。中断です。

ちょっとした事情で、急きょ田舎(茨城です)に帰ることになってしまいました。 別に何かあったわけではなく。*1あと2日くらいは何とかなるかと思っていたけど甘かった……。まあ、タイミングってヤツです。くすん。 この続きは、常磐線の車内で、ケータイから…

「ガラスの仮面」月刊10号感想

収録:「『ふたりの王女』は、大成功のうちに千秋楽の幕を下ろした」〜「わたくしの気のせいですわよね。真澄さま…!」 「ふたりの王女」が終わって、狼少女ジェーン役の話へ。役になり切るという意味ではやはりマヤの方が上手。 通して読んでみると、「忘れ…

「ガラスの仮面」月刊9号感想

収録:「ああ…どんなひとなんだろう…?」〜「これはわしの命令だ!」 まるまる「ふたりの王女」でした。この作品のために、作者の方は連載用にとっておいた秘蔵のシナリオを切り崩してしまったらしいですが、単体でも十分に面白いお話です。劇中劇の面白さも…

「ガラスの仮面」月刊8号感想

収録:「ホーホーホー」〜「紫のバラのひと 会えるんだやっと…! (ドキドキ…)」 「真夏の夜の夢」から「ふたりの王女」の稽古場まで。思い切った行動力はマヤの専売特許でも無かったわけで……。さすがに悲劇の吸血鬼すら演じてしまった役者だなあと。あの表…

「ガラスの仮面」月刊7号感想

収録:「きみ達! クラブが終わったら早く帰りたまえ!」〜「第2幕第1場 アセンズ公の森の中」 パントマイム対決。ジュリエット(亜弓)対佐藤ひろみ(マヤ)ですね。稽古から察するに、恐怖の連続パントマイムをマヤがやったら、多分互角じゃないかと思いま…

「ガラスの仮面」月刊6号感想

収録:「あの子の母親が死んだなんて…」〜「佐藤ひろみの朝から晩までのパントマイム…!」 芸能界編ラスト。しかしまあ、何もかも失って最後に残るもの、という重いテーマを、ここまで面白く描けるってやっぱすごい。それから、やはりここは「カーミラの肖像…

【ガラスの仮面を最新刊まで一気に読もうよテキストライブ】開催中。

詳しくは、昨日のhttp://d.hatena.ne.jp/Yuny/20041229#1104293829を見てください。なお、登場人物は敬称略です。テーマは「デバイド」です。 昨夜は12時くらいまで読んで、気がついたら眠ってしまいました。 以下の続きは、id:Yuny:20041231#garakameにあり…

「ガラスの仮面」文庫9巻感想

収録:「誰だ? パイの中にガラスの破片を入れたのは?」〜「あの子の母親が死んだなんて……」(本当はもう少しありますが月刊ガラかめがこの次からなので) 白い魔境って、きっと画面全体が白いんだろうなあ。実際に映画を見たら目が痛そう。それにしても、…

「ガラスの仮面」文庫8巻感想

収録:「『奇跡の人』マヤと歌子のコンビは 日を追うごと 回を増すごとに 話題を広げていた」〜「いや それより医者だ!」 芸能界編。個人の魅力と新鮮な演技のマヤと、類いまれな表現力と完ぺきな演技の亜弓。何しろこの巻ですごいのは、じつは演劇への打算…

「ガラスの仮面」文庫7巻感想

収録:「いや、わたしはだんぜん姫川亜弓を押しますね!」〜「ママ…」 やっぱり何回読んでも、「奇跡の人」の勝負は面白い。別解釈で2回も演劇を誌上体験できるなんて、かなりゼータクな1巻です。それにしても、半ばアドリブだったマヤ版のを舞台で見てみた…

「ガラスの仮面」文庫6巻感想

収録:「まてチビちゃん何を…!」〜「いつかきっとしのいでみせる……!」 ふたりのヘレン対決。「奇跡の人」のオーディションの巻。三重苦の掴み方が面白い。亜弓は障害者施設でのボランティア、つまり観察と理性で創り上げてきた。マヤは自分自身の視覚・聴…

「ガラスの仮面」文庫5巻感想

収録:「へえ! じゃあマヤちゃんがキャサリンを?」〜「チビちゃ…」 このあたりから本当に面白くなってくる。タイトルの「ガラスの仮面」のゆえんを麗が語り、亜弓とマヤの同舞台対決も。生き甲斐を舞台に見いだしたのはご両名ともそうなのだが…。展開をし…

「ガラスの仮面」文庫4巻感想

収録:「きみ…その格好は…?」〜「どんなことでも力になりますよ」 「王子とこじき」の亜弓対「おんな川」のマヤ。客を劇を成功させる方向に掴めた亜弓に対して、舞台荒しになりかねない存在感だったマヤ、ということで、勝ち負けをつけるなら多分亜弓の勝ち…

「ガラスの仮面」文庫3巻感想

収録:「観客達のこの真剣な表情…」〜「うっ!」(左足を縛ったマヤを見て) この巻の読みどころは何といっても「ジーナと5つの青い壺」の独り芝居。たった一人で1時間45分もやり通す。まあ、現実的にいえば打ち合わせほとんどゼロでこれはあり得ないが、実…

「ガラスの仮面」文庫2巻感想

収録:「自分の好きな編み物とピアノだけに生きる日々……」〜「うっ!」(「たけくらべ」を見に来た亜弓のセリフ) 障害があればあるほど燃え上がるマヤの情熱。たけくらべの亜弓版で終わっているので、比較するのもあれだが、台本を完ぺきに読み解く亜弓と、…

「ガラスの仮面」文庫1巻感想

収録:「北島マヤは一見平凡な少女だった」〜「はじめに気持ちがあって……!」 想像力のマヤと表現力の亜弓。この言葉は一言も書いていないけど、結局そういうことだ。一巻から徹底していると思いました。この両輪が演劇における創造力を支える。でもこりゃ今…

【ガラスの仮面を最新刊まで一気に読もうよテキストライブ】開催告知。

お好み長編漫画倶楽部にガラスの仮面で参加します。 id:Yuny:20041217#kamenで予告していたテキストライブですが。このタイミングでないと冬休み中にやれない気がする……。展覧会とか田舎に帰るとかあって、忙しいッ! です。16:00(予定)より、「ガラスの…

引き続き、「スマトラ島沖地震」の更新。

東京は雪が舞っています。ちょっと心和みます。おてんとさん、あんまりご無体なことはもうなさらんといてな。 今、ポイント貧乏なので情報探ししてますです。(苦笑)暇ができたら回答とか購入とかに行きたいけど……。 個々の日記にサイト情報を書いていただ…

【ガラスの仮面を最新刊まで一気に読もうよテキストライブ】スタート。

詳しくは、下のhttp://d.hatena.ne.jp/Yuny/20041229#1104293829を見てください。なお、登場人物は敬称略です。テーマは「デバイド」です。

サブタイトル変更です。

「iMacと竹笛のゆらめき〜只今新潟Web支援中〜」から「iMacと竹笛のゆらめき〜がんばろって地球人〜」に変更しました。なんか、大変なことはまだまだ続きそうだからです。発音だけ新潟弁からいただいたつもり。本当は「がんばろて」とも発音するらしいですが…

はてな義援金のバナー。

id:Yuny:20041024#contrib_banner で配付していた、はてな義援金のバナーはそのまま置いてありますので、良かったら上記からお持ちください。私も今回は南国の緑で貼ってみました。こんな災害、見たことも聞いたことも無い。おろおろ。 今回の義援金に合わせ…

新潟でまた震度5の余震!

新潟県中越地方で地震、魚沼市で震度5弱(讀売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20041228i111.htm スマトラも新潟も……。地球は人間よりはるかにゆっくりで、はるかにデカイ。相変わらず震源は浅いみたいです。 新幹線が再開したばかりなのに。 災…

キーワード「スマトラ島沖地震」の充実。

キーワード「スマトラ島沖地震」をもっと充実させたいですね。 id:momoko1976:20041228#p1さんの日記から、義援金情報を転記させていただきました。 年末でそれなりに忙しいけど、はてなダイアラーとしてできることがある。 それにしても、ユニセフってクレ…