マジで新装復刊されました!
書店で手に取るまで信じてなかった。
ごめんね、ひとみ先生。
関係ないけど白泉社の某演劇大河浪漫漫画の出る出る詐欺の記憶があるもんで……。
読んでみたら、高校生の頃にめちゃくちゃ影響されたなーって思い出しました。
私の場合、古本屋で見つけた『愛よいま、風に帰れ』から読み始め、1作目から戻って全巻集め、あの「赤いモルダウ」で「それってなんだよ!」ってなったという感じです。
なので、推しは薫サマ。
吹奏楽部出身なので音楽は大好きだし。
花織・新花織、KZ、銀バラほか、だいたい読んでいたと思います。
さて、今回の復刊では、細かな表現のアップデートはあります。
作中のお札の絵柄が令和版なので、今の時代ってことになってるんでしょう。
そうなると、情報機器のサポート屋で食ってる自分としては、あのミニテルとかどうなるのだろうというのが興味深々。
GoogleのAIさんに酔狂に予想してもらったら、さすがに今の時代にミニテルはでないだろうとのこと。2012年に終わったのだとか。
で。
AIさん、ミニテルは裏のネットワークとしてシャルルがハッキングしてこっそり使っている説を推してきましたよ。いわゆるダークウェブとは別の存在らしい。すごいな、この発想。AIって時々すごいこと言うけど。
それか、普通にミニテルのくだりはオミットされるか、と。
いずれにせよ、ちょっと楽しみです。
マリナちゃんがスマホもケータイも持ってないのはまあ貧乏の範疇でいいと思います。
が、カズヤはもってないのかな?
そんなことも気になります。
ちなみに、時代的にリンクするはずの銀薔薇の復刊版では、インターネットは終盤の攻防戦で大いに利用されました。詳しくは作中で。鈴影さんとアクスクーたちとの情報戦は面白かった!
各巻の感想も描きましょうかな。
まずは最初の事件。薫サマ登場!
音楽高校での、銘器のヴァイオリンを巡る女たちの争い……。
あのネコちゃんの残酷なシーンとか覚えてました……。グァルネリとか覚えたのはこの作品だったなー。
タカラヅカもかくやな薫サマの性格と容姿は憧れましたね。うん。
しかし、事件そのものは今読むとめちゃくちゃグロい。それにちょっと納得できないのは犯人の動機。もっとやりようがなかったのかなと思います。
二つ目の事件。ダ・ヴィンチの作品が集められた『緑のゲオルギウスの小部屋』とは?
シャルルと和矢登場!
血生臭い事件から打って変わって、今度はフランスを舞台にダ・ヴィンチの謎を追う大冒険。
ダ・ヴィンチの求めた愛、家族とは?
しかし、こんなに怪我してたっなー。読み直してびっくりしました。マリナシリーズの美少年たちはみんな酷い目に遭うんだよねぇ。
3冊目。
今度は薫サマと再会!
しかし彼女がヴァイオリンを辞めるとは……。お嬢様学校を巡るイジメ事件の顛末。
特に3冊目で思ったんですけど、マリナちゃんは漫画の実力、特に作画力はすごくあるんだと思います。
レディにすごく褒められていた。その画力なら美大狙えって。
多分、問題は演出力やストーリーの方。
あれだけの事件を100ページのネームにまとめ切る力はあるのに、プロとして売れないのは実力のバランスが悪いからかなと。
プロ作家は売れるための演出はしつつも、自分のやりたいことは隠し味で入れてくる。
この時代の漫画家さんなら、あさぎり夕先生なんかは良い例です。
『なかよし』で『なないろマジック』あたりを描いていらした頃、本当は少年愛を描きたかった……のは、後から明かされた有名な話。なので、彼女の絵柄はヒーローの明るい少年よりか、そのライバル的存在たちに妙な色気がある。今読むとわかるし、当時でもわかる人にはわかったんじゃないかな。あの『男の色気』が、あさぎり夕先生の本気の片鱗。
『なかよし』から離れたBLの隆盛に乗り、そっちの本気を出してきて……。
でも勿論、少女漫画での彼女の描く女の子は非常に可愛かったし、行動力が魅力的なキャラクターばかりだった。その塩梅が今思うとプロだった。
多分、マリナちゃんはこれができなかったのではないかなと思う。BLを隠せとかそういう意味じゃなくて……売れるところを押さえつつやりたいこともやるみたいな。
ともあれ。
マリナシリーズとの再会はほんとうに嬉しい!
毎月出るのかな。来月も2冊らしい。
そして、作者様が頭を捻りまくっているらしい、本作の大団円はどうなることやら。マリナたちもみんな出てくるようにしたいそうです。めちゃくちゃ楽しみだー!
本企画、詳細は下記サイトとのこと!
- 特集 奇跡の復刊&完結!『 まんが家マリナ』シリーズ特集 - 集英社 オレンジ文庫
がんばれ、マリナ!
生きろよ、薫サマ!
そして……赤いモルダウ、それってなんだよ⁉︎