地震が起きたりしても、まったく問題の無いレベルの場合がある。
震度１とか２とか。
あ、揺れてる、くらいで済む。地震に慣れている関東人ならなおさら問題ない。
自分の経験だと、震度5弱あたりから問題が出てくることが多い気がする。
地震そのものは、雨とか晴れとかとたいして違いはない。
問題が起きると、それは災害、ということになる。
で、災害レベルになったとき、どれくらい被害を減らせるかが、人間なりの知恵の出し所。
今回、報道されていないさまざまなフェイルセーフがあったのではないかと思う。
日本のマスコミでは、被害が出なかったことはあまり報道しないので、ついつい被害ばかりが強調されて、実際の被害よりも大きく感じられたりする。だから、減災とか免災の考え方で設計されたいろいろのものがあったのかもしれないけれど、そういうことが分かりにくい。だからさらにひどい災害に思えたりする。
それに、起きてしまった被害から復旧するのが早いように設計されていることだってあるのに。
もどかしいな。そういう希望がなかなか電波に乗らない。ひどい災害でしたって強調しておけば視聴率が取れるというのはまやかしなのにな。
こういう状況なのに、東京では普通に漫画雑誌が買えたりするのは、実はものすごいことなんじゃないだろうか。
日常力って、きっとあると思う。
空気のように電気を使いすぎていたことを考えている。
