「日記のエクスポート機能」、これは、日記の内容を全てXMLとして書き出してくれるバックアップ機能なんですが、実はうちの日記ではエラーが起きててバックアップできませんでした。
先日、思いきってはてな質問箱にご相談。すると、意外な答えが返ってきました。
ダイアリーのバックアップがうまくおこなえないとのご連絡を
いただいておりましたが、はてなにてお調べしたところ、
日記文中に、XML生成時にエラーとなる文字(制御コード)が
含まれているため、ご指摘のような状態となって おりました。
この制御コードを削除させていただきました。現在は正常にエクスポートを行えると思いますので、
再度お試しいただけますでしょうか。お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
なるほど、こういう事もあるのねえ。
バックアップがうまくいかない方は、一度はてなスタッフさんにメールとかでご相談するといいと思います。
先ほど、実験してみたら見事成功。今までに書いた文章を眺めつつ、よく書いたなあ、と思いました。
他の方のダイアリーを拝見していても、かなり長い部類に入るんじゃないかと思います。インターネットはかれこれ8年くらい使っていますが、ネット生活でもっとも長い文章を書いている気がしますね。じつは、はてなダイアリーが初めてのサイトだったりするのですが。(自分のサイト、という意味では)
そういえば、日本の家庭向けインターネット黎明期は1995年くらいなので、実は、これほどのメディアが身近になってから10年経っていないのですよ。よく、学校の先生がパソコンを子どもに教えられないという事が問題になりますが、(情報系であるうちの大学の先生方にも、残念ながら専門分野はお詳しくてもパソコンはまた別みたいでってこともあるようで……)これもまだまだムリもない話。でも、ムリもないっていってもいられないです。パソコンに慣れていないけど、何かの知識がたっぷりある、こういった人たちにこそBlogは勧めたいと思いますね。
パーソナルコンピュータ、つまり、個人一台のコンピュータ、で個人から情報発信できる時代、というのが、インターネット開始から10年近くたって、ようやく本格的に動き出しているな、と思います。はてなダイアリーや関心空間など、自由に参加できる関連情報リンク型のWebサービスが、HTMLを知らない人でも効率的な情報発信ができる時代を作って行くんじゃないかなって。で、そういったものを、使って行く、見に行ってみる、そうしたことでフィードバックがシステム側にいけば、環境も育ちますしね。
大学の研究室レベルでBlogを使って情報のやり取り、学会の研究などや、ゼミを進めていたりするような例はあるのでしょうか。なんとなく慶応大学SFCとか、東大か京大、ICUあたりでやっていそうな気がしますけど。たとえばはてなダイアリーのようなキーワードリンクシステムを、こういった専門分野の研究で使えば、素人目に考えてもすごくはかどりそうな気がしています。ん……。これ、人力で聞いてみようかなあ。
調べてみました。
http://artifact-jp.com/mt/archives/200305/academyweblog.html
>ネットで公表するということは、大学外の人間にも読まれる訳で、その辺でトラブルが起きなければいいですね。
必ずしも知識を公開することがいいとはいえないですね。研究内容によっては。
http://blog.cnetnetworks.jp/archives/yamagishi/000297.html
やっぱり慶応SFCでは使っていますか。そりゃそうだ。
個人でも総合研究が効率的に進められる時代が来ています。あなたは何か、やっていますか?
うちの日記はあれこれ書き散らしていますけど、プルダウンからいけるカテゴリ区分だけはこだわっていて、単なる書き散らしに終わらない、脳内のブラッシュアップツールになるように工夫しています。まだ、特段の成果、といったものはありませんが、HTMLファイルを作らなくてよく、CGIなども使わなくていい、それでいて自動でソートできる、このツールは使わない手はないなあって。今はとにかく、思っている事、やっていること、やってみたいことをタンタン書いて行く事だと思います。
ダイアラーとして、もしも、どういった人にダイアリーを勧めたいですか? と聞かれたら、「専門分野をもっているがパソコンは初心者の人」と、「就職活動を始める学生さん」と答えます。前者は既に書きましたが、後者は「自習」と「自己分析」にこれほど役立つツールはない、と思っているからです。たとえば、授業のノート整理にダイアリーを付ける。キーワードで分からない事は調べられるし、カテゴリで授業別に分けられる。この授業のような分野に興味がある人には知識の生のお裾分けもできるし、見直し作業でテスト対策に非常に有効。さらに、文章を書く事を日常化することで、自分自身を見つめる機会を持つ事になる。コメントがつけば、それを参考に、自分の考えを掘り下げられるし、人力にいけば、検索その他の相談にも安価にのってもらえます。はてなダイアリーは社会人はもちろんの事、学生に優しいツールだと思っています。これでほぼ無料に近いわけで、なまじなサーバ借りてサイトやるより、本格的サイトの準備段階としても有効かと思っています。
ああ、また長文を書いてしまった。バックアップが取れた事の記録だけ付けようと思っていたのに。
それでは、また明日。