naoyaさん経由で(id:naoya:20050603:1117805140)読ませていただきました。
現在のOSのUI基本構造でもある「オブジェクト指向」と、日本語の構造の類似性についてですね。
目から鱗が落ちる思いで拝読いたしました。
仕事柄、学生や初心者の方にwindowsやMacの使い方を教える機会が多いのですが、「ファイル」「編集」「表示」といった決まりきったメニューとその動作を理解すると、ソフトウェアの習得がより早くなることをどう伝えたらいいか、日々悩んでおりました。操作コマンドの暗記ではなく、操作の内容を理解しながら覚えていく習慣を付ければ、アプリケーションのバージョンアップでメニュー配置やコマンド名が変わったりしても対応できるからです。
「モノを決めて、それからどうするか、と考える」といったニュアンスで教えていましたが、考えてみればオブジェクト指向から始まる言い方をすれば、よりすんなり来るわけですね。日本語なら「何をどうする」という感じですから、より取っ付きやすいはずなんですね。
Photoshopなら、どこかを選択しておいて、選択範囲にフィルタする→「ぼかす」効果で。といったことになりますね。
まだ良い言い方は思いつきませんが、適切な方向を教えていただいた思いです。
Satoshi Nakajima様、ありがとうございました。