ArtStudioまたはArtStudio liteで、選択した物を移動、回転などする方法

iPhonePhotoshopのようなフォトレタッチやイラスト描きが出来るArtStudioという名作アプリがあります(フリーウェア版がArtStudio Liteは、最近配布をやめたのでしょうか?)。
https://itunes.apple.com/jp/app/id354818333
iPad用も発見。
https://itunes.apple.com/jp/app/id364017607
メニューはすべて英語表記ですが、PhotoshopまたはGIMPをある程度使える人であれば、何となく使えると思います。
このソフト、非常に便利なのですが、画像の一部を選択して別の場所にドラッグ移動するという基本的な操作がなかなか分かりませんでした。選択範囲を普通に移動すると選択範囲の枠だけが移動してしまいますし。GIMPみたいに、選択範囲の意味合いをオプション的に変更する訳でもなく。
ちょっとややこしかったのですが、方法が分かりましたのでご紹介します。
とりあえず……今日はあんまり時間がないので、画像は省略して文章だけとさせていただきますが。
動作確認環境はArtStudio、Liteともどもv5.18、iOS 7.0.4、iPhone 4Sです。

  1. 選択ツール(点線の枠)で移動したい部分を選択*1
  2. レイヤーを使っているなら、画面上部のひし餅みたいなアイコン(レイヤー)をタッチして「Layers」画面にする。移動したい画像のレイヤーを選択しているか確認する。
  3. また、背景を一緒に移動したくない場合、当該レイヤーの「α(アルファチャンネル)」ボタンをタッチして白色に点灯させる。
  4. 設定を確認したら左上の「×」をタッチ。
  5. 左上のボタンでメニューを呼び出し、「Edit」の「Transform Selection...」をタッチ。
  6. 色々選択肢が出てくるが、一番上の「Move、Scale、Rotate」をとりあえずタッチ。移動、拡大縮小、回転の意味。
  7. 選択部分を移動するなら適当にフリック(指でドラッグ)してみる。また、まっすぐに移動させたい場合は、上下左右の矢印ボタンを連打してみる。拡大縮小や回転はそれぞれボタンがあるので連打してみる。
  8. 良い感じになったら「Apply」をタッチする。

手順は一見複雑そうですが、慣れれば簡単でした。
ちなみに、ArtStudio Liteでは書き出しはJPEGのみ。有料のArtStudioであればPNGPhotoshop形式が使用できます。透明部分を維持した画像を作りたい時には有料版ArtStudioが必要ですね。でも、これで500円は安いと思います。

*1:長方形選択のほか、選択ツールボタンを軽くタッチすると円形、自動選択ツールなどPhotoshop並にいろいろ揃っているので便利