新型コロナウイルスは、人類共通の敵なのだろう

新型コロナウイルス感染症対策報道では、時々海外の事例が報道されています。
お国柄や、医療制度の問題点と長所、その国の人々の生活等が垣間見えて興味深いと思います。
イタリアでアパートの対岸同士で歌を歌って励ましたのは、さすがオペラの国だなぁと。
ICTを生かした台湾の事例は本当に素晴らしいものです。
日本も東京都はじめ、自治体がオープンデータを生かしたサイトをはじめたのは時代を感じました。
そもそもの発端である中国の対処方法……外出禁止令の徹底のためにドローンを飛ばす、個人情報を政府が完全管理している点を生かした人員管理、マスク無しの外出を完全禁止、より強制的な入院など……は、国体のあり方の違いで他の国には出来そうにないことをやっていて、ある種の恐れを含めた驚きを感じたのです。
人類共通の敵、というのは、創作物にしか出てこないものだと思っていましたが、新型コロナウイルスは現実の敵です。撲滅には世界がひとつになるしかないんです。早く終息してほしいものですが、例えばある国で終息しても、どこかの国で長期化してその国からまた広まってしまう可能性もあるので、なかなか予断を許せませんね。
罹患者や別件含めて咳をしている人とか、国や地域によっては東洋人を差別するような状況が起きている場合もあるようですが、あくまでも敵はウイルスのみです。『その人』ではないことを踏まえたいもの。
ともあれ、日々の手洗い(先週末に数えてみたら1日16回、起きている間は1〜2時間に1〜2回やっていました)などに気をつけたいと思います。
参考情報:NHKでのまとめサイトがあるようです。国内外の状況が分かります。

参考情報:東京都の状況です。例の、オープンデータってやつですね。都内通勤者としては、都営地下鉄の朝の混雑状況も参考になります。

参考情報:専門の学会でも最新の事例を集めています。医学用語や薬剤名などは分からなくても、文章の端々からはお医者様をはじめとした医療スタッフの皆様の奮闘ぶりや現状が伝わってきます。