プリオケと神椿市建設中。

プリオケがいよいよ終盤戦なわけですが。
現実世界と異世界があって、異世界の異変を現実世界からの歌の力で解決したという話では、もうひとつの名作があったのを急に思い出しました。
ゲームも散々やった、『神椿市建設中。』です。
この作品にはちょっと面白い出自があります。仮想世界から歌を届けているというコンセプトで活動している、ヴァーチャルシンガーグループ『V.W.P』。そのみなさんがライブやMVなどで何年もかけて断片的に語ってきた背景世界をアニメ&小説、そしてアドベンチャーゲームとして、去年、大規模に展開されたんですよね。
シンガーさんがゲームやアニメになった、というケースの中でもかなり特殊な事例ではないでしょうか。昨年末にはついにVRアドベンチャーゲームにもなりました。

ヴァーチャルシンガーさんが背負ってきた世界を描いたものなので、出自からしてプリオケとは全く異なるんですけど。
こちらの化歩ちゃんたちも、プリオケのみなもちゃんたちと同じように、本当に必死になって異世界を歌で守り通してくれました。
あの戦いの時、彼女らの歌だけではなく、現実世界からの歌や祈りの力がなければ、仮想世界を守り、あの異変を消滅させることなんかできやしなかった。
そのあたりはアニメのストーリーよりゲームの方がよりわかりやすいのですが(なにしろ、渋谷や新宿から歌への力が仮想世界に集まっていく描写があるので)。


歌には強い力がある。
世界を護る力がある。


その想いは、プリオケのプリンセスたちも、シンフォギア装者や神椿市の魔女さんたちも、きっと同じなんじゃないかな、と、不意に気がついた次第です。

それから。
神椿市のノアと、プリオケのキャロルが、同じような存在なのかどうかはまだまだわかりませんが。
キャロルがアリスピアの創造主(キング)だったけど、何か大事件があってこの世界に失望して、現実世界ごとぶち壊そうとしている……というのはありえるかもなあと。何らかの野望を抱いたとか。どうも単なる悪の神とか、魔王みたいなモノだと思えなくて。元々は善なる者だったのに、ってことがありそうで。
あと、これを書いていて思いついたのは、ナビーユがキャロルの化身、ないしは直系の王子なんじゃないかと。本人はすっかり忘れていたのかもですが。だいたい、なぜジャマオックを検知できるのかわからないようでしたし。
世界を護る存在が、なぜ騎士ではなくプリンセスと呼ばれるのかも、なんかこれで説明できるような気もします。本来の姫君の力を借りているだけ、とかね。


そんなわけで。
『神椿市建設中。』でも、あともちろん、『シンフォギア』でも、歌で世界を護ることに成功しているので。
プリオケのプリンセスの皆さんには諦めずに踏ん張ってほしいなと思った次第です。
世界観は違えど、キミらには先輩達がついているよ、きっと!


神椿市建設中。ゲームとしても小説とアニメとしても本当に面白かったのでオススメ。
そこから魔女の皆さんのMVを見てみるのもまた良しです。
ただ、ちょっと描写が……闘いの残酷さから目を逸らさないところがありますので。人生が1桁の人にはまだオススメできないかな。トラウマになりかねない。
個人的には高校生くらいなら大丈夫かなと。シンフォギアも残酷なところをしっかりと描いていましたが。あのレベルですから。


いやもうほんと、何で今まで気がつかなかったんだろう。
創作とはいえ、歌で世界を護った事例があったこと。
あんなにバッチリ去年の秋をかけて見守ってきたのになー。
このあと、色々と「だとしても」要素が積もっていきそうなアリスピアですが。
あきらめるのはまだ早い!