音楽

こんな雪の日に合うクラシック?

東京は久しぶりのドカ雪です。 楽しいけど寒い。 せっかくなので、寒さに負けずにいくつか冬に聴きたいクラシックを集めてみようじゃないか。こだわりは吹奏楽アレンジ版。または吹奏楽オリジナル! URLをクリックでYouTubeで聴けますよ。 交響詩「フィンラ…

フィギュアに早く正しいロシアが戻ってきて欲しい

昨日、テレビでやってたフィギュアスケートのグランプリファイナルを観ていたけれども。 日本や各国の若手陣の活躍を応援したくなる一方で、なんであなた方がいないのさ、ってなった国がある。 言わずと知れたフィギュア大国・ロシアである。 情報集めをした…

『ゲルンスハイム・デュオ』さんのこと

少し前ですが、2023/10/28にNHK『おはよう日本』を、なんとなく見ていたら、女性2人の興味深いユニットを紹介していました。 フリードリッヒ・ゲルンスハイム、ロベルト・カーンなど、世界大戦で失われたユダヤ人作曲家の楽曲を発掘する女性2人組だそうです…

映画セーラームーンCosmosのED『月の花』がいい曲の件

月の花(配信での試聴ページ) https://sailor.lnk.to/tnh 月の花(歌詞、歌ネットから) https://www.uta-net.com/song/338013/ 映画館のEDで聴き惚れてしまいました。ビート感がかっこよく、東洋的で銀河的な広がりがあります。 多分、サウンドが東洋的な…

サブスクで音楽再生1回あたり……

各音楽ストリーミングサービス1再生あたりの収益比較2021年10月 | MusMus ブログ https://musmus.main.jp/blog/revenu-music-streaming-2021-10/ 突然ですが。 私は未だに音楽のサブスクは契約していません。 アニメは使ってるんだからエゴと言えばエゴなん…

サックバットは騎士の楽器説?……と、かのイカたちの戦いについて

いや、学生の頃から内心でこっそりと唱えているだけの、学説でもなんでもない妄想……ではあるんだが。 サックバットという楽器が、かつて西洋音楽の世界にあった。 今はその楽器は、スライド式トロンボーンとなっている。 つまり、原型というやつである。 写…

不思議な楽器の体験談

裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル (ハヤカワ文庫JA)作者:宮澤 伊織早川書房Amazon以前アニメ化された影響もあって、時々『裏世界ピクニック』を読んでいる。 読みどころを挙げると長くなってしまうので触れないが、実話怪談と都市伝説の違いをこの…

楽器持ってる人が鉄道にいない?

コロナ渦と言われて久しいが、今朝、ふと気がついた。 ターミナル駅にしろなんにしろ、鉄道に乗っていて楽器を持っている人を見かけなくなったなあと。 毎日というほどではないが、それなりに日々、何かしらの楽器を持った人を東京では見かけるものだ。ヴァ…

歴代の吹奏楽コンクール課題曲が豊かな自然すぎる件

いうほど吹奏楽に詳しいわけではないのだが、吹コン課題曲っていい曲が多いなぁ、と改めて思う。 現代曲には、プロでも大変そうと言われたものもあるが、現代の高校吹奏楽のトップバンドはプロ顔負け。入門レベルの曲からトップの目標もフォローした楽曲群で…

ピコ太郎さんの新作

あの、PPAPの『ピコ太郎』さんがPPAPでハンドウォッシュソングを作ったそう。 二番煎じといえばそうだけど、本人による替え歌として成立してるし、ちゃんと手の動かし方をおさえていると思う。 これがなんでPPAPなのかも納得した。子どもたちが少しでも楽し…

ラ・フォル・ジュルネ中止とな!

ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2020 開催中止のお知らせ https://www.lfj.jp/lfj_2020/news/2020/03/27-01.html 新型コロナウイルスのせいで、ゴールデンウィークの有楽町をクラシック音楽でジャックしまくる『ラフォルジュルネ』が中止になってしまったそうで…

音楽映画『マチネの終わりに』を見てきました

毎月1日は映画の日でチケットが安い。やっぱり音楽映画っていいなというのがあり、公開日でもある『マチネの終わりに』を週末の楽しみに観てきました。クラシックギタリストの男性とジャーナリストの女性の恋物語…出来るだけネタバレを控えめに書きます。 年…

『あれから』(歌唱:AI美空ひばり)をもう少し良くするには?

あんまり衝撃的だったんで、『AI美空ひばり』の番組を、あれから何度も録画からリピートプレイしてみました。 とりあえず、もしも音楽にも『不気味の谷』があるとすれば、そのレベルを超えかけているのは確かなように思います。 ただ、AI美空ひばりの表現エ…

音楽AIの可能性と、危惧されること

午前中に書いたエントリの続き。 例の、AI美空ひばりによる歌唱をどう捉えたら良いかについて、狭い見識ながらも考えてみたいと思います。 今回の作品は、歌詞は秋元康氏、衣装は森英恵氏、振付は天童よしみ氏など、ひばりさんを知り尽くした演出家たちによ…

NHKがイタコさんをやってしまった…

いやはや。 録画していた「美空ひばりさんをAIによって蘇らせる試み」という題材のNHKの無理難題番組で、色々と考えこんでしまいました。 あの新曲は良い曲だと思います。 そして歌声の出来も、かなり「川の流れのように」の美空ひばりさんに近いものを感じ…

ラフォルジュルネで『ユマラ』を鑑賞

ラフォルジュルネに行ってきました。 有楽町・東京国際フォーラムで毎年ゴールデンウィークに行われる音楽祭。 今年は吹奏楽系も結構あったのですが、チケットのソールドアウトが早かった…。 それで、今回の有料公演としては、合唱と和太鼓で北欧神話の世界…

楽器グリーティング切手が素敵すぎる

楽器シリーズ 第1集 | ゆうびん.jp https://yu-bin.jp/kitte/0115/ 郵便局だけに優美な切手がまた出ました。 吹奏楽・管弦楽好きにはたまらない感じ。 ハープ、ピッコロ&フルート、チェロにファゴット、そしてトロンボーンですわよ。 目の付け所がシャープ…

万華鏡的な作品を出展します。

お題「最近知った言葉」 万華鏡=kaleidoscope ですが、実はこの単語には形容詞形がありまして。辞書で引いて分かったのですが。kaleidoscopic多様多彩な、次々に変化するような、万華鏡のような…という意味らしい。 なかなか日常英語で使うか? という単語…

ポール・マッカートニーさん、のライブ

ひょんなコトからポール・マッカートニーさんの公演チケットが2日前に手に入ることになり、久しぶりに東京ドームへ行ってきた。今日(11月1日)はたまたま仕事が休みでもあったし。 東京ドーム周辺を歩くのも楽しかった。今回のライブのアドトラックも見かけ…

パガニーニ〜愛と狂気のヴァイオリニスト

稀代のヴァイオリニスト、パガニーニの伝記映画。 この種の音楽伝記映画を観ると、ついつい『アマデウス』と比較してしまう……。 パガニーニってあんな無茶苦茶な人だったんですかねえ……。 イタリアでブレイクした過程に、もう少し説得力が欲しかった気がしま…

偽作曲者事件、NHKの報告

先ほど、NHKにて、かの件の検証報告が放送されました。 で、報告書が出ておりまして。 パソコン版のNHKトップページから読めます。 http://www.nhk.or.jp 右側にあります。番組と報告書を拝見したのですが。 取材の上で、気付く機会はなかった……という結論で…

偽作曲者事件の会見がありました

http://live.nicovideo.jp/watch/lv171589211 なんだかなあ……と。会見は2時間45分。1時間5分頃に、筆跡照合のために書き物をしていますが、その場面の様子を見ていると耳がかなり聴こえているのではと思いましたね。 それにしても。自分が迷惑をかけておい…

偽作曲者問題、本人の会見へ

ニコニコ生放送で中継もあるそうです。 明日の11時スタート。 http://sp.live.nicovideo.jp/watch/lv171589211

偽作曲者名問題の件

あの偽作曲者名問題(っていうべきなのか?)の件。 問題の本質に付いてスカーン! と射抜いている解説を見つけたので下記に列挙。 日本ビジネスプレスから、作曲家の伊東 乾 氏によるものです。 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39905 N氏の実績や立…

新垣隆氏のトランペット曲を見つけて聴いてみた

現代音楽ジャンルのトランぺッター、曽我部清典氏の演奏で、新垣隆氏の作品も入っているCDを発見。 iTunesにもあったので、Amazonの記述を手がかりに聴いてみました。このCDの10トラック目『アンドアイラヴ・・・』です*1。トキノコダマ2 (世紀の谺)アーティ…

冬場を暖かく乗り切る音楽的工夫……かもしれない

寒い。雪が降るほど。 という日々なので、なんとか暖かく過ごせる気分的工夫を……というわけで。 ハワイの音楽をかけるというのは、なかなか効きます。これホント。 iTunesで買えて安くて曲数が収録されている音源を探したら、900円で30曲入っている音源を発…

作曲者名は入れない、ってこういうことか

かの偽作曲者騒動で、ソチ五輪のフィギュアスケート男子ショートプログラムの高橋大輔選手の曲登録は作曲者名空欄で登録ということをきいていましたが、いったいどういう形になるのかなと思っていました。 ソチ五輪公式サイトから結果表を見ていましたら。 h…

感動の押し売りは勘弁して欲しい

あのS氏の偽作曲者騒動、なんだかんだで違和感。 時を並行して五輪もやっているが……なんというか、マスコミの「さあ、感動しなさい」キャンペーンにはいい加減疲れた。そういう土壌があったから、ああいう売り込み方も成立してしまった。そんなところにも原…

たいていの楽譜はデータ化できる時代

電子書籍などが出てきて久しいですが。在庫も置き場所も気にせず、ともかくデータとしては半永久的に文献資料は保持できる時代です。 楽譜なども、公的な意味でアーカイブされ、著作権との兼ね合いも考えつつも、データとしては利用できるようなこと。既に始…

釈明公開よりも、音楽的意味に興味がある

SN氏事件、S氏の釈明が各報道機関に送られてきたようです。日経オンライン版から。 http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1200W_S4A210C1CR0000/ 本人曰く……の、様々なことや、何が正しく、何が嘘だったのか……に関しては、客観的な立場からの診断や検証を…