前に友人から借りた本3冊をフォトリーディング的に一度読み終えました。これらは何度でも読み直したいと思っています。今日の読み方がプレストでアクセントだけ拾っていく読み方だとするならば、次は一気に落としてモデラートでレガートに読みたい。そんな、音楽的テンポで自在に読める3冊です。
斎藤一人15分間ハッピーラッキー―人生の成功者になる「ものすごくカンタンな道」
- 作者: 舛岡はなえ
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2005/05
- メディア: 単行本
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人生が愉しい人は、目が輝いてたり、顔がつやつやだったりするっていうのは、結構本当なような気がします。彼だけではなく、色んな人がそんなコトを書いてたりするけれどね。
- 作者: 藤川清美
- 出版社/メーカー: 風雲舎
- 発売日: 2005/04/01
- メディア: 単行本
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何か願い事があったら、どんな風に願っていったら、実践的に叶えていけるか。本当にあったラッキーな話、みたいな本としても読めるし。成功するイメージがたっぷり詰まっているのでマインドトレーニングにも使えるし。文章が非常に映像的なので、印象的なシーンや方法だけをやっていっても、自分にプラスになるように思います。イメージって大事です。スポーツ選手がメンタルトレーニングに時間を使うのは、ギリギリの状況では心の強さと明るさが問われるからです。スポーツじゃなくても、同じように何かを求めて歩いていく人ならば、同じことのような気がします。
- 作者: 近藤淳也
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2006/02/13
- メディア: 単行本
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はてなの最初の最初の頃は、そうめんをすすりながらうまい棒を食べて京都リサーチパークで頑張ってた、と聞いています。そこからシステム開発でちょっと稼いでノウハウも溜めて、で、はてなアンテナやはてなダイアリーのリリースを経て物事がいい方向に転がっていった、というのが「はてな」サクセスストーリー。
もともと近藤さんたちはてなスタッフが東京移転した理由は、東京の方がITの先端を行く人たちに出会いやすいから、という「人を求めて」のことでした。こないだのアメリカ上陸もおんなじこと。
だからこの本は、ベンチャーやIT企業運営マニュアルというよりも、このIT時勢の中で人をいかに大切にし、ネットのモニタのこっちとあっちの人々をつないでいくか、どんなサービスを提供するか、という苦心の道筋の記録のように読めました。
でも、彼らのスゴいところは、この苦心をエンジョイしてることなんだよね。
会社をつくるとか、独立する、ということを考えている人にも、きっと勇気が出て役に立つでしょう。
それから、自分は何が出来る? と根本的な疑問を持っている私のような人にも、役に立ちますね。