個人持ちMacのセキュリティと仮想化と

いろいろあって、個人持ちMacBookのセキュリティ環境は、Intego社(日本ではAct2で扱い)の「インターネットセキュリティバリアX6」に決定したのでした。
2週間試用してみたカスペルスキーも悪いソフトではなかったと思います。特に、ウイルス定義ファイル更新の早さは魅力的でした。しかし、やはりユーザインターフェイスがこなれていない点と、ウイルス定義ファイルダウンロードがあまりにも遅すぎる点が問題でした。
それから「Parallels Desktop 6」を導入して常時動かしていける環境を整えたので、WindowsアンチウイルスソフトMacのホームディレクトリもチェックできる点を考慮して、より多機能な「インターネットセキュリティバリアX6」に決定したのでした。試用期間も30日ありますし、漢字Talk時代からずっと開発され続けているのでMac OSとの親和性の高さ(Macならでは感を開発陣がよく分かっている感じ)はやはりベストだと思いました。


「Parallels Desktop 6」を入手したので、Windows XPをBootCamp環境から仮想化環境にインポートして使い始めました。
前に、導入に当たってごちゃごちゃ準備していましたが、念のためにBootCampパーティションを丸ごとディスクイメージ的に保存をしてはおいたものの、基本的にはBootCampパーティションを仮想化した後、単一の仮想化環境にインポートすることが出来ましたので、面倒な手順は結果的には不要でした。
マニュアルにこのあたりを書いておいていただきたかったなあ。


WindowsSafariで、TopSites機能を使うとそれらが表示できない不具合が気になりますが、あまり使う機能ではないので気になりません。基本的に、WebブラウジングMacでやっていますから。
それより、各種エデュテイメントソフトや、豊富なゲームを利用できることが大きいですね。それに、WindowsがフリーズしてもMacにはほとんど影響がないのもよい点です。パーティションを切る必要もなくなりましたから、ハードディスク領域を有効活用できるようになりましたし。数年前のMacBookなので、そろそろ容量的なことも考えなければなりませんでしたから、これで15GBくらい節約できたのは大きいものがあります。


大学時代、毎朝の長い通学時間を、iBookに入れたゲームで時間つぶししていたころを思い出します。あのころは卒業研究の制作のためにiBookを使っていましたが、自分にとってちょっと大き目のゲームボーイみたいなものでもありました。


ゲームだけがパソコンの楽しみ方ではなく、インターネットだけではもったいない。画像処理やプログラミング、スクリプティングに楽しみを見出しつつあるので、使える環境が広がったのはうれしいものです。