あの状況から綺麗に1話で終わることってあるんだ……。
しかも、ほんとうにちゃんと終わっていて、「……しかし」みたいなこともなく。
本当にめちゃめちゃ綺麗に終わりました!
というわけで、「プリンセッション・オーケストラ」最終回。
リアルタイムで放送で見て、直後にこれを書いています。
なんか「アリスピアチャンネル」でキャストさんがプリ寿司(?)でパーティしてるし。
- プリンセッション・オーケストラ完結パーティー!【プリオケオル活#24】
寿司ネタかあ、好きなものは卵(子どもすぎる?)。スプラトゥーンやるようになってタコとイカは必ず頼むようになりました。あと、エビアレルギーあるくせに寿司ネタのエビは食べられる。……って私のことはともかく。
マジでプリオケが完結しました。
本当に、マジで。4クールかつ1年間ぶっ通し、お疲れ様でした!
ってさっきからこればっかりだ。
あとでBoscoのオリーブオイルとアイスクリーム買ってこないとね。
今、オリーブオイル値上がってるけど、Boscoはマジで美味しいですよ。アイスにかけたことはありませんが、寿司だと一滴だけサーモンにかけると美味いんでおすすめ。まあカルパッチョみたいなことになるだけなので当たり前か。
って脱線してるな。楽しそうすぎるアリスピアチャンネルのせいだ。
以下ネタバレ全開で。
まず、前回の引きだった「アリス」って誰? ですが。
大方の予想通り、この世界の創造主にして、ナビーユの生みの親というか大親友。
ナビーユは何歳なんだろうねー。細かい描写ないけど、1000歳超えてそう。多分、フリーレンとタメとかそれくらいありそう。
で、ナビーユはアリスのために陰ながらアリスピアを護り続けていたわけで。
魔王どころか天使じゃん。やっぱり悪役は似合わないぞ。
戦況に戻ります。
白の女王の祈りを受けてジャマスナークまで参戦し、赤の女王のバフかけられまくったバンドスナッチ(ついにあの技名というか団体名表示演出復活!)とプリンセス。なっちが鏑矢を放った配信を通して(やっとなっちバズーカの出番あり!)世界中の歌声も集まり、ひとまず強化型ジャマオック軍団には勝てました。が。
尖兵を倒しててもジリ貧になるだけ。世界はまだキャロルの危機の中。
で。
結局のところは、世界中のミューチカラを集め、バンドスナッチやプリンセスたち、二人の女王たち=アリスピアと、現実の人たちのミューチカラを、2つの塔によって集めて、キャロルを撃退っ!
っていう、これ以上ない超☆王道!! 歌のかけらの力も使い果たした。
もうこれは歌詞も演出も歌声も展開も作画もすごいので書けません! しっかり見て欲しいのです。
今回、TV放送で見ていたので、字幕がついててくれました。そのおかげでどの歌割りを何人で担当していたかが細かくフォローされていて、このラストバージョンの「絶対歌姫宣言ッ!」(とりあえずそう呼んでおきます)の感動が5倍増しに。録画していてよかったよ。この歌詞は本当に素晴らしかった!
ともあれ、ストーリーはめちゃくちゃ綺麗に終わりました(2回目)。
エンディングでは大人も男の子もアリスピアに行けるようになったらしい……。
次回予告コーナーでも「特報っ!」とかはなく、本当に綺麗に終わった。
この種のニチアサ女児アニメで、次回作予告がないってことあるんだなあ。
本当の1年完結アニメ。アリだと思う。アリスピアだけに(こらー!)
おおよその伏線は回収できたかなあ。
個人的に、残された伏線3つについての推理を書いておこうかと。
- アリスピアチャンネル(作中の方)が配信できる理由は?
- 現実からアリスピアには、アリスピアチャンネル内のゲートを通じてスマホからテレポートできる理由。
- 今回、アリスが現実世界に帰ったあとからも、女の子たちが来るようになったという描写はあった。その中には小学生で基本情報とか取れちゃう(リアルに時々いる)くらいにICTに詳しい子がいてもおかしくない。日本のインターネットが一般向けに商用解禁されたのは今から約40年前。その頃に、なにもお化け屋敷のゲートを使わなくても、ミューチカラという「祈り」の情報と、現実の情報通信技術との接点を使えばゲートを開けるんじゃないかな、と思いついた子がいたのでは? オカルトと科学の融合はラノベの王道、だからあるある、普通に。もしかしたらハカセちゃんのお母様だったりしてね。その知識と運用についてはアリスピアンに代々継承され、最新の技術に合わせたバージョンアップやセキュリティ対策、海外からのハッキング防止などなどもおそらく彼女たちなら愚直に行っているんだと思う。
- 現実からアリスピアには、アリスピアチャンネル内のゲートを通じてスマホからテレポートできる理由。
- みなもの学校図書館の奥の棚にあった魔法書は?
- あのあと1回も出てこない。まあ、映ったシーンも一瞬だったので、深い伏線でもないのですが。
- 説明が全くないが、アリスピアに行き来していた大昔の卒業生がこの学校にこっそり残したのかもしれない。あの世界ならプリンセスにも思い込みで成れるわけだし、魔法使いをやっていたパイセンがいても不思議ではない。ただ、そうなると、その本にISBNコードが付いていたのが不可解ではあるけれど。まあそれでも自費出版でも出版社を通すと一応ISBNコードは付けられる。というわけで、著者は何冊もポケットマネーで自費出版できるくらいお金持ちのお嬢様ではないか? 彼女はアリスピアに入り浸り魔法を使えるようになった。せっかくなので著書をしたためた。あの棚にはそういった本が何冊もある、と推理。なにもプリンセスみたいにみんなに知られる必要はないし。学校図書館なら、一般には販売がなくても卒業生の本だからと蔵書してくれても不思議ではない。ただ、そんなにニーズがある本でもないから、奥の方でこっそりと保管されていたのかも。あの時、いつものみんなが話していたのはかなり奥の方の棚でだったし、事実上の閉架書庫に近い場所だったのだろうと思う。
- あのあと1回も出てこない。まあ、映ったシーンも一瞬だったので、深い伏線でもないのですが。
- プリンセスのバトルを配信しちゃったのは誰?
- 誰も名乗り出なかった。
- 多分、野次馬。プリンセスまとめ動画とかなんとか書いてあったから、動画を作ることが楽しいっていう子もいるんだと思う。自分が歌うとかそういうんじゃなくて。パパラッツィみたいにならなくてよかった。
- 誰も名乗り出なかった。
- トーマとりりちゃんの動画を流したのは?
- いつも撮影していたのはすみれ先輩。多分、妹可愛さで配信に出したんだと思う。りりちゃん以外の再生数がほとんどない昔の動画なのであまり警戒していなかったのでは? 見て何か問題があるわけでもないし。この動画を残していたことが、のちの和解のきっかけになるんだから、人生ってわからない。
3つとかいって4つに増えました(笑)。
まあ、どれもこれも、たいした問題ではないので。個人的に気になっていただけだし。なんとでも説明がつけられるかなと。
ただ、この後のアリスピアのことを考えるとちょっと心配。
夢が物理的にエネルギーになる世界が、大人の欲望にさらされたらとんでもないことになりそう。
シンフォギア的に考えて、もしも続編があるならこの辺りがありそうだけど、女児アニメにするにはきつい世界観だ。
やっぱり、プリオケは一旦ここで終わっていた方が蛇足にもならなくて良いと思います。
まあ、やるなら、幕間ストーリーか番外編的な映画版とかかなぁ。
セーラームーンでいう『かぐや姫の恋人』みたいな、普段戦っている敵ではない問題への対処とかでも良いと思う。
あとは『ハピネスチャージ・プリキュア』で、アローハ・プリキュア(ハワイのプリキュア)との交流があったみたいな、海外サーバーとの交流話とか。
※海外サーバーについては公式にちゃんとした設定があるわけじゃないものの、監督さんのイメージの中にはあるらしい。
- 3ページ目:『プリオケ』監督・大沼 心が目指した「世代間の物語」【最終回カウントダウンインタビュー】 | アニメイトタイムズ
ともあれ、こんなに超王道のアニメを1年間安定して回していただけて楽しかったな。
具体的な「魔王」のような敵がいないストーリーだったのもよかったと思います。
前にも書きましたが、紅白の女王とバンド・スナッチや花の騎士はヴィランではあったけれどデビルではなかったこと。
世界を破壊する魔王がいて、勇者プリンセスたちがそれを打倒する物語だったとしたら、ここまで考えさせられることはなかったと思うし。
序盤から何故かバンドスナッチは本気をなかなか出さず、やられそうになると撤退していたのも説明できます。
女児アニメとしては殺害描写を行わないためにもそれが正解というのもあったと思いますが、それ以上に、現実世界のニーズとして、勇者がいれば万事解決、のような、単純なストーリーを求めなくなったこともあると思うんです。
絶対悪が成立しない、と、子どもながらに知っている時代。
そういう時に作られた王道バトルアニメの一つの帰結だったんじゃないかと思います。
そして、あの「キャロル」だって魔王ではなく自然現象だった。
この設定には、東日本大震災や新型コロナなどの影響とか、あるんじゃないかと思う。
明確な意志のない、仕方のない破壊。でもそれを受け入れるだけだったら、自分たちの夢も終わってしまう。
あの震災の時も、コロナの時も、仕方のない破壊があった上で、さあどうしよう、と、みんな思ったはず。
そのときにやっぱり「やりたいこと、やるべきことを、諦めたくない!」ってみんな思ったはずなんだ。
それが今につながっているわけだから。
リアルにミューチカラってあると思いますよ。
さーて。来週からどうしよう。
これをきっかけに一応名探偵プリキュアも1回目は見たんですが、キャラデザが自分には合わなくてちょっと厳しかった。
もちろん、伝統作だし素晴らしいとは思ったけれど、子どもたちのための作品すぎた。
プリオケは全年齢向けって本当だったんだなあ。
1期OPバージョンの『絶対歌姫宣言ッ!』の前奏と冒頭8小節がセーラームーンを思わせる神曲だったから見始めて、飽き足らず『シンフォギア』全作も見てしまったけど。
リアル小学生だったら忘れられない作品になったと思う。
大人でもそうなんだから。
実際、夢見る力が世界を前向きに変革することはリアルにあるのですよ。
絶望に飲み込まれそうになった時、自分が好きなものはなんだった? って思い出して人生を取り戻すことって、本当に自分にもあったので。
自分にも、前職を辞めざるを得なかった後、何もかも嫌で引きこもりになっていたけど、吹奏楽が好きだったから、楽器を吹くことで気力を取り返し、就活をする気になって立ち直ったことがあったので。
プリオケで1年間、スタッフさんが伝えたかったことがそういうことだとしたら、それは心から本当に信じていい真実だと思います。
名作をありがとうございました。
そして、これからも本作や本作の歌を楽しんでくれる子が増えますように!