フルCSSレイアウトの進め方

最近、はてなダイアリーを通じてCSSに興味が湧いてきました。
なにしろ、このダイアリーの背景が一発で宇宙になったとき、密かに感動しましたもの。
個人サイト程度なら、手描きのレイアウト案からでも起こせてしまいますし。テキストエディタ一本でやってやれないことはない、というのも魅力。html装飾タグを覚えても、結局今後は未来が明るくないことを考えると、htmlは要素を作るところだけ覚えて、あとはcssで覚えた方がずーっと実践的。Webの標準ブラウザがFireFoxになる日はまだ遠そうですが、IEよりも扱いが楽だから、早いところお願いしますね、ほんとに。>webの雲の上のお人たち。


CSSでのワークフローの実践例を探してみました。

このページを読んで思ったことは、書籍や文書を作る時と同じように作れるのはむしろCSSの方ではないか、ということ。DTPのワークフローに近い作り方はテーブルレイアウトよりもCSSだな、ということですね。


さっきの記事を参考にしつつ、今まで学んできたこととともに、自分なりにフルCSSのワークフローをまとめてみます。

  1. サイトの企画を立てる。
    • 主な内容
    • ターゲット読者
    • 更新頻度
    • 対象Webブラウザ
    • 多くなりそうな要素(テキストサイトなのか、映像サイトなのか、写真サイトなのか、ブログ的なものなのか、ショッピングモールなのか、など)
  2. webサーバを選定する。
    • PHPCGI、ストリーミングなどの想定される機能への対応具合をチェックする。
    • レンタルサーバの場合、使っている人が見つかれば、使い勝手を聞いてみる。
  3. レイアウトをいくつか下書きし、一本選ぶ。
    • テーマカラー(色)をある程度決めておくと統一性が出て楽かも?
    • 企画内容に応じたレイアウトにする。
  4. レイアウト下書きから区画を分け、div idでマークアップ*1
    • ヘッダ
    • サイド
    • フッタ
    • その他
  5. 掲載要素を区分けし、idやclassでマークアップ
    • 目次
    • シンボルマーク
    • 本文
    • 著作権メールアドレス
    • その他
  6. テキスト要素を区分けし、マークアップ
    • 見出し1(h1など)
    • 見出し2(h2など)
    • 本文
    • 写真、イラスト
  7. 本文などのテキストデータを用意する。
  8. 写真、その他付随するデータを用意する。
  9. マークアップ名に従って、divなどでわけたり、クラス名を付けながらhtmlにしていく。
  10. CSSを書く。
  11. リンクなどを確かめ、ローカルテスト。
  12. 誤字脱字その他のミスをチェック。
  13. サーバにアップ。(公開)

だいたいのところはこんな感じになるんじゃないかな……。
DTPのワークフローを思い出しながら書いてみました。

追加情報

実際、CSSワークフローをサイトエディタを使って行うときのことは、やはりメーカーサイトに情報がありますね。

それから、ブログから。

*1:ここでは要素名を付けることを指しています。