ビデオ編集でタイムスリップ

ここ数日は、随分昔に撮影した映像を、急に編集することになって慌ただしかったのです。
遠くの外国に引っ越してしまった某先輩の結婚式映像なのですが、その方を訪ねて旅をすることにした某氏に、今回ならばテープを託せそうだなあと。
大事な物ですから、輸送で無くなっちゃわないように、信頼できる人にあずけるのが一番ですよね。


1年ぶりに映像で再会する某先輩は、さすがにご結婚ということもあって、普段のエキゾチック美人ぶりが3倍増し。
が、撮影者(って自分ですが)の腕が悪くて、それから何を考えてたのかSPではなくLPで撮影してしまってることがたたり、画面ブレやブロックノイズが多発。いやもう、ホントに先輩に申し訳ない……。
それでもなんとか、26分40秒のビデオにまとめました。良かった、美人の先輩が撮影の腕の悪さをカバーしてくれてて。ホントに……。


さて、ウチのビデオ制作は、ちょっと前まではiMacでやっていましたが、この所は自作マシンでのWindows XPに切り替えています。本当は、できるものならiMacとFinalCut Expressでやりたいのがやまやまなんですが、さすがにG3 500でのビデオ編集はキツいです。Celeron D 2.66GHzの方が安定して動いてますよ。長い映像もある程度持ってくれるし。内蔵ハードディスクの入れ替えができるのも強みです。
ユーザーインターフェース的にはPremiere Elements 2.0よりもiMovieやFinal Cut Expressの方が優れていると使いながら思いますが、まあ、しょうがないですね。


ビデオキャプチャカードはお古を頂いていて、今時ながらカノープスの初代DV Rapterを使っています。RapterのAdobe PremiereプラグインPremiere Elements 2.0では書式が違うらしくて認識しないのが難点ですが、単なるCanopus AVIファイルの読み込みと書き出しくらいなら対応してくれますのでね。ちなみに、Canopus AVIを書き出したいときは、Microsoft DV AVIではなく、Microsoft AVIじゃないと設定が出てきませんでした。結構便利なのがRapter Naviで、デジタルテープの場面の切れ目ごとにインデックス表を作ってくれるシロモノ。これをまず書き出して、必要なシーンをざっとみて、そこから切ってつないで行くという効率的なワークフローができるので、重宝しています。


ただし、Canopus AVIって参照AVI形式に対応しているはずなのに、Rapter VideoではAVIファイル9分弱程度までしか再生してくれないみたいでした。26分全部出した(約5GB)のですが。しょうがないので、今回の映像は8分程度×4本に区切って書き出し、各々をテープに順々に書き出してつなぎましたが(要はDV→VHSで見られればOKでしたし)。DVDに書き出すことがあれば、またその辺は考えたいと思います。


それにしても、結婚式ってしあわせそうなのが一番だなあ。
元テープの画質の悪さにちょっと映像酔いして萎えただけで、作品制作そのものは結構楽しんでやれました。仕掛けやジョークを入れるのとかね。それはやっぱり、お式が愉しかったからできたことだと思います。
シゴトでこういうウェディングビデオを作っている人たちはもっとシビアなんだろうなあ。