ぜんぜん制作関係の記事を書いていなかったのですが、なんとか作品は出せました。
今回は自作楽器とブログで紹介した写真のコラボレーションです。
- イベント名
- 第13回イマキュレートハート作品展
- 公式サイト
- http://imart.dum.jp/
- 日時
- 2007年7月4日(水)から7月8日(日) 11:00〜19:00
- 場所
- 八王子市芸術文化会館「いちょうホール」第1展示室
- 交通
- 徒歩 JR八王子駅北口から13分
- バス JR八王子駅北口9番・京王線京王八王子駅2番のりば「八日町一丁目」下車徒歩3分
- JR八王子駅北口11番・京王線京王八王子駅4番のりば「いちょうホール前経由みつい台」行き 「いちょうホール前」バス停 徒歩0分
- 入場料
- 無料+おみやげ付き*
- *会場でアンケートにお答えいただいた方に差し上げます。数に限りがあります。
- 会場への地図
- 地図はこちら(Google マップ)
出展写真の日記記事一覧
※この日記で発表した以外の写真を出展している場合も多々あります。順番は出展収録順。
- http://d.hatena.ne.jp/Yuny/20061112/p1
- http://d.hatena.ne.jp/Yuny/20061124/p1
- http://d.hatena.ne.jp/Yuny/20061114/p1
- http://d.hatena.ne.jp/Yuny/20061129/p1
- http://d.hatena.ne.jp/Yuny/20061122/p1
- http://d.hatena.ne.jp/Yuny/20061115/p1
- http://d.hatena.ne.jp/Yuny/20061118/p1
- http://d.hatena.ne.jp/Yuny/20061108/p1
- http://d.hatena.ne.jp/Yuny/20070428/p1
- http://d.hatena.ne.jp/Yuny/20061007/p4
- http://d.hatena.ne.jp/Yuny/20070602/p1
- http://d.hatena.ne.jp/Yuny/20060121/p1
- http://d.hatena.ne.jp/Yuny/20061116/p1
- http://d.hatena.ne.jp/Yuny/20070519/p1
制作裏話?
会場の写真は会期中に撮影してきますが、今回のポイントは自分で撮影してきた写真を「楽譜」に見立て、それを見た人がそのイメージで自作楽器を吹いてもらえる環境を作ってくることでした。
このテーマ、掘り下げればどこまでもいけると思うので、今回はバージョン0.1くらいな感じ。ほら、某社長も「50%の完成度で出してみる」とか言うし。まあ、それはともかくとして、とりあえず形にまとめてみて、次につなげるのってものすごく大事なんですよ。
楽器は今回は楽に作れるものばかりおいています。
ペットボトルを切ったトランペットとか。
「風の笛」は今の手持ちのうちで一番鳴りが良いものを出しました。
念願の紙製トロンボーンの「試作品」を出展できるのは存外のヨロコビ。
演奏できる人はいるのでしょうかねえ? トロンボーン吹きならできると思うけれど(無責任)。
これを作りながら、金管楽器は難しいかもしれない、と、ちょっと思いました。
あと、誰も吹けない楽器ばかりだしていてもしょうがないので、誰でも吹ける楽器として「カズー」を思いつきました。
これ、ほんとに作り方は簡単。見栄えを気にしなければ、スーパーとかの生鮮売り場でもらえるサラサラな薄いビニール袋(または傘袋でもよい)と輪ゴム、ガムテープ、あとはトイレットペーパーの芯で作れてしまいます。
トイレットペーパーの芯の側面に、はさみかカッターで数センチ程度の丸い穴を切り空けて、それから端に小さく切ったビニール袋をゆるめに張って輪ゴムで止め、側面に唇を当てて「バー」とか濁音系の発音をしてみて震え具合を確かめて、ちょうどいいところでガムテープで固定するだけ。
慣れれば1本10分もあれば作れます。
ペットボトルなどでも作れるかもしれないですね。
そのうち、作り方の写真をアップしようかと思いますが。
このところ、どういうわけかモチベーションが徹底的に上がらなくて苦労していましたが、そういう時はともかくまずは睡眠・食事・入浴・洗濯といった、生活の基本となる時間をきちんと確保して、そこそこは人間らしい生活をすることが先決ですね。
それができると、人間、結構落ち着けるものです。
あとは、やるべきことの中から、ゴールが見えているものや作るのが楽なものから手を付けて、ともかく進めること。
あと、忌憚無く相談できる仲間がいることも大事で。いくら好きなこととはいえ、自分を疑ったり、好きなのにできないとかになると……ひとりでは脱出が難しいです。展示仲間や同じ大学の友人にメール打ちまくりました。
現代の仕事はゴールが見えないからGTDってな手法がはやるわけですが、作品制作も着地点というか、ゴールというかを決めるのが難しいです。あれもこれもになってしまうと、到達のしようが無いですし。あと、他人の作品レベルを気にしすぎるのもよくない。自分は自分だし。
この辺のことが頭の中でぐちゃぐちゃな感じになっていて。かなり厳しい日々でした。先がともかく見えなくて見えなくて。
そのうち、音具的な芸術作品みたいなものもやってはみたい気もしますが。でも、今回、自分なりに追い詰めた中で、先ほども書きましたが「自分で撮影してきた写真を「楽譜」に見立て、それを見た人がそのイメージで自作楽器を吹いてもらえる環境を作ってくる」というテーマを見つけたのは大きかったです。これだけでも結構大変な話。突き詰めれば。
できるだけ簡単に音が出る楽器を作る必要も感じましたし。
あと、管楽器だけではなく、弦楽器や打楽器でも面白いでしょうし。自分にとってのホームグラウンドな楽器はあくまでトロンボーン&竹笛ですが、打楽器だっていう人だっているわけで。
まあ、ともあれ、2007年的なひとつのゴールではあります。
予定では7月7日土曜日の15時からと8日は全日、会場にいますので、良かったら声をおかけください。