[改訂版] Mac OS X ターミナルコマンド ポケットリファレンス
- 作者: 海上忍
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2006/08/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本のP.288にでているcalendarコマンドで遊んでみました。
ちなみに、このコマンドを使うためには、先にMac OS X のDVDからXCode Toolsを入れておく必要がありました。XCode Toolsに含まれる、Cのコンパイラーであるgccを入れていないと動かないようです(cppが無いとかさんざん言われました……gccが必要だって、そんなこと、本には書いていなかったようなのですが)。
さて、有名人の誕生日、さまざまな記念日などがいろいろと入っていたりして、何かの役には立ちそうですが……何に使おうかな?
というか、この機能は、今となってはスケジューラーというよりはある種のお遊び的要素が強いような気がしますが。
(もちろん、自分用のカレンダーファイルを作って入れておいても使えます)
ちなみに、今日、「calender.music」(音楽関係の記念日を収録したファイル)を使うと、
$ calendar -f calendar.music Nov 7 Joni Mitchell (Roberta Joan Anderson) is born in Alberta, Canada, 1943 Nov 8 Patti Page born, 1927
こんな感じに。今日あたりの記念日が出てくる訳ですよ。
WikipediaによればJoni Mitchellは1970年代にポップシーンだけでなく写真や絵画など多方面で活躍した女性とのこと。その彼女の誕生日なわけですね。
Patti Pageは、Amazonによればヒットした「テネシー・ワルツ」で有名な歌手のようです。曲の題名は聞いたことがあるような気がします。曲も聴けば分かるかも?
古き良き時代にちょっと思いを馳せつつ。でも、今だから古き良き、って思うのであって、その時代にはその時代なりの必死さがあったんですよね、きっと。
デフォルトで使えるカレンダーファイルは
$ ls /usr/share/calendar/
で一覧が見られます。いろいろ入っているので、よかったら試してみてください。
カレンダーファイルの中身全部を見たかったら、テキストエディタのviあたりを使って、
$ vi /usr/share/calendar/calendar.music
などで参照可能です。
viの終了は
:q!
で戻れます。