ありがとうございました。

ご来館いただいたみなさん、本当にありがとうございました。
おかげさまで、今年のイマキュレートハート作品展も、無事、乗り切りました。


さて、わたしはというと、期間中の土日月、二泊三日で会場に比較的近い場所に宿泊して参加しておりました。
住まいが都内なので、泊まらなくてもよかったのですが、いろいろと考えるところがありまして。


一人で小さな部屋にいると、作品について、生き方について、思いをめぐらせるものですね。
今までのだめだったところ、反省しながらも続けたいこと、たくさん思い浮かびました。

今回、ポータブルプロジェクター「KG-PL011S」を使ってMacからQTVRの画面を投影したのですが、やはりほかの展示室から環境光の飛込みがあると、200ルーメン程度では写真作品の展示には厳しかったですね。
部屋を暗くすれば非常にきれいでしたので、来年の作品展では暗幕の設置も実施しなければいけません。


それから、QTVRの起動に、QuickTime Playerで.movファイルを開くアップルスクリプトを組んでみたのですが、どういうわけかフルスクリーン設定にすると画面がぐるぐるしてくれませんでした。
素直にFinderからファイルを開くだけのスクリプトにするほうが確実でしたね。このあたりももっと勉強したいと思います。


次回はもっと面白いものにしたいですよ。明かりの問題だけではなく、そもそものコンテンツの質とか、もっと考えなくてはいけないことがたくさんありました。


でも、今回、あんまりパソコンになじみのなさそうなご年配の方々にQTVRを触っていただけただけでも結構満足しているかもしれません。あの技術はマニアしか知らないような場所に押し込めて、ユーザが少ないからってQuickTime Player Xから切り捨てられてしまいましたが、あんまりにももったいなすぎます。
アップルさん、再検討してくださいよ。使いようによっては簡単に鳥になれた気分を味わえて楽しい技術なのに。必要なのはデジカメ・三脚・マックと、あと1万円もしないパノラマメイクソフトウェアだけですし。


さあ、来年までもう11ヶ月がんばります。
作品のテーマはいくつか検討しているところです。