ダイの大冒険!

ダイが地上波に、それも今の土曜休みありを見越してか、子供たちが見られる時間帯に帰ってきました(一部の小学校では土曜日も授業が週によってはありますので、学校によりますが)。
下記、ネタバレあります!
どこから話をやるのか、例の『デルパ!イルイル!』からやらないとダイの剣の伏線が……と思っていましたら、なんと、勇者アバンの無刀陣、本当の大魔王、そしてアルキード王国滅亡のいきさつ、海上からのダイの漂着までもほんの一瞬で挟んできました。いやぁ、最初から飛ばしてきましたよ。映像化の強み。
映像化された『デルパ!イルイル!』のエピソードでは、生き生きとしたデルムリン島のモンスターたちが描かれていましたが、キラーパンサーがいて驚きました。
原作の読み切り掲載はファミコンドラクエIIIが出たあと、IVが出る前でしたので、デルムリン島のモンスターは基本的にはドラクエIIIに準じ、金の筒に魔界のモンスターとされるIVのモンスターがいる、とコミックス版では設定されていましたが、ダイがドラクエVのキラーパンサーと共演するとは隔世の感。今となってはあまり大きな意味のない設定ですし、絵面的にもハマりましたので正解かと。
それにゴメちゃん奪還作戦にブラスじいちゃんも同行という新展開。まさかのVSまぞっほ!
船に王様がいたのは元々はロモスからパプニカへの外遊のため。それにデルムリン島のモンスター調査のために、ニセ勇者一味が同行したと。もちろんそれは口実で、本当は噂に聞くゴールデンメタルスライムを捕獲し、献上による名誉と褒賞を狙っていたと。
ブラスじいちゃんとロモス王に面識ができてレオナ姫のエピソードにきれいにつながりましたし、ダイと偽勇者の乱闘の言い訳のためにも保護者がいた方がいい、ということで物語構成上の問題も解決です。
最初、なんで船に王様がいたのか不思議でしたが、こうして考えてみると本当によく練り直した脚本になっていますね。セリフのいくつかを暗記するくらいにはコミックスを読んだ自分ですが、色々と新発見がありそうです。今の技術で滑らかに動くモンスターたちと生き生きとしたダイ。悪役は悪役らしく。声もハマっていましたし。すこしブラスじいちゃんがお爺さんすぎた感はありますが。
違和感があるとすれば、主題歌。なんか大人っぽくてハマらないかなと。もう少し子どもの目線で作っても良かったのでは、と。どちらかといえばダイよりポップ寄りな歌詞になっていたように思います。
ともあれ、早く見たいのは鬼岩城編です。当時のコミックスでも、この辺りの打ち合わせはまるで特撮番組のようだったと回想されていましたが、今の映像になったらどうなるのか。かつてのアニメ版にもなく、かなり先の話ですけれども!