カレンダーファクトリー。

土日二日間で、オリジナルカレンダー作りに没頭していました。
ちょっと燃えるものがなくなった……というときのリハビリに、人様が用意して下さった素材を加工するだけでいいというのは気楽なものです。
1年くらい前のことだったと思うのですが、ビックカメラのワゴンセールかなにかで、Tooの『カレンダーファクトリー卓上タイプ』という、オリジナルカレンダー制作キットを100円で買ったことがあって、今回用紙の棚から引っ張り出してきました。サイトでカレンダーの画像は用意してくれているし、写真は印刷に耐える高画質素材の配布サイトを知っていたので。
この素材屋さん「PhotoBox YAS」さんはとてもいい風景写真がそろっているし、現在高画質素材を配付していない写真も、リクエストすればサーバにアップしてくれます。(web用には全ての写真がありますが、印刷用のは一部の写真が上がっていないのですね)こうして写真を選ぶのも楽しいものです。
以下、作り方です。ほとんど覚え書きなので、意味が不明かもしれませんが。

  1. Tooの「カレンダーファクトリー卓上タイプ」を用意する。
  2. 写真画像をそろえる。
  3. Tooのページから、カレンダーの画像をダウンロードする。
  4. ここから、Photoshop Elements 2.0を使用。写真サイズ全体を縦119.97ミリX横153.4ミリ。300dpiで用意、psdで保存。
  5. 写真の上に右側半分をグラデーションでホワイトアウトした白マットのレイヤー作成。不透明度90%にする。その上にカレンダーレイヤー。コマンド+Iでカレンダーを白黒反転、レイヤーを「差の絶対値」にすると、カレンダーの白部分が透明になって写真が透ける。カレンダーは右端に寄せる。
  6. カレンダーの色相・彩度を調整して写真の色に合わせるなど、カラーバランスを整える。psdで保存。
  7. 画像サイズを高さ113.03ミリにして、中央で切り抜く。
  8. 印刷物を時計回り90度反転する。(右側に描いたカレンダーが下にくる)プリントプレビューからカスタム用紙サイズ(全体が182ミリX128ミリ、左右余白8ミリ、上下余白14.3ミリ)に合わせて縮小。(つまり、用紙を横指定ではなく、印刷物を倒して縦長に印刷という設定。印刷されたものは上下余白が8ミリ、左右余白が14.3ミリになる)
  9. インクをフォトインク、スーパーファインマット紙設定(に類するもの)で印刷する。

写真の上にカレンダーを載せたとき、一旦白黒反転させてから差の絶対値にすると、カレンダーの白い部分にうまく写真が透けるのは発見でした。何かで使えそう。まあ、これだと写真とカレンダーが喧嘩するので、白い半透明レイヤーを挟んだのですが、カレンダー以外で何かをする時に役に立つかもしれません。
さきほど、足りなかった素材のリクエストによってある写真をサーバにあげていただき、完成しました。翌日にはサーバにあがっているっていうこのシステムがいいですね。印刷に耐えるきれいな風景写真をお探しの方は「PhotoBox YAS」さんを一度チェックしてみては? 空や雲の写真が特に充実していて、面白かったです。

こうして、カレンダーを用意したりすると、いよいよ2005年だなあという気持ちになります。この週末はカレンダーつくりが良い息抜きになりました。


↑久々登場のASIMOとツーショット。