「宮廷女官チャングムの誓い」(大長今)を見てました。

ハン尚宮様が亡くなられた〜〜! うわあああん。
ドラマ見てない方は、番組のNHK公式サイトでもどうぞ……。
http://www3.nhk.or.jp/kaigai/chikai/

それにしても、怖いのは冤罪というヤツ。
チャングムも、政治的理由で無実の罪を被せられて責め苦に遭って、ついには流刑……。
この怖さは現代でもあり得ることですが、当時は疑われたら終わりだったようなもの。
まったく、人を疑うときは丁寧に調べてくれ、ってブラウン管の前で思ってました。
七回訪ねて人を疑えっていうじゃないですか〜〜! うわあん。

尚宮様のお言いいつけを守りませんからね、っていうチャングムのセリフにも涙。
多くのドラマなら遺志を継いで見せます、と見得を切るところですが、あまりにもつら過ぎるチャングムの気持ちがより伝わりました。もう頑張らないもんって。

人を導く師匠、親としてのありかたを提示し続けた素晴らしい役が表舞台から去ることは見る側としてつらいです。人の才能を伸ばす伸ばし方というのか。おまえなら出来ると弟子を信じる事が師匠の始まりなのでしょうか。過信ではなく、純粋に信じるというのが。あんな導き方、なかなか出来るものじゃない。
ここから医女を目指す道に転身することになるらしいけど、どうなっていくのでしょうか。