星州のおもひで

今日は、星州(シンガポール)の懐かしい味に出会う事になった。
甥っ子の生誕2周年を記念し、パンダンシフォンケーキ(緑色のパンのようなケーキ)や、サテ(香辛料の効いた串焼き)を家で作る機会に恵まれたのである。
ちなみに、パンダンシフォンケーキというのは、以下のページで作り方を教えてくれる。
http://cookpad.com/mikihime/recipe/148532/
今回は、パンダンケーキ用出来合いの粉(現地特産品)と卵、水、油を混ぜまくってオーブンで焼くという方法であった。(上記の作り方の「パンダンエッセンス」って、そうそう手に入らないと思う)


焼くところまでは、温度も材料の分量も混合時間もしっかり量ったから良かったと思うのだけど。
焼き上がってみたら、中がなぜか空洞、底部にものすごく圧縮された「ヨウカン」のような固い物体に!
もう、ある種、ケーキというよりオブジェであった。いったいナニが悪かったのやら?
(実際、アレを見ただけで「食用品」と認識できる人は希有だと思う。バリバリの緑だし)
しかし、パンダンケーキの風味はそのままで。小さい頃を思い出す懐かしき甘い味だった。味というのは、忘れない物なのだろう。
ちなみに、パンダンケーキには、生クリームとジャスミンティがよく合うように思う。