「六本木ヒルズのお正月」・3日目

d:id:Yuny:20061230:p1d:id:Yuny:20070102:p1でご紹介した「六本木ヒルズのお正月」イベントが、今年も無事終了致しました。雨が降らないでいてくれたおかげで、大変助かりました。
今年も国籍問わず、また老若男女問わず、多くの方のご来場を頂きました。ありがとうございました。


本日、面白かったイベントは、ステージで行われていた「けん玉選手権」でした。お客様の中から参加者をつのって、9名で(予定は10名だった)けん玉対決! かんたんな技からどこまでできるかを競い合うのですが、2人残ったところで予想外の展開に! 「日本一周」、「世界一周」、「飛行機」、などといった難しい技を競っても決着がつかず、会場は大変に盛り上がりました。結局、2人同時優勝! 特に、決勝に残った方の一人はステージ上で技が突然できるようになったようにお見受けしました。本番に強いタイプってこういうことなのでしょうね。おめでとうございました。これからもけん玉を楽しんでいって下さいね。


さて。
イベントの詳細については昨日だいたいの所を書いてしまったので、アマチュア撮影者としての感想を書いてみたいと思います。
こういったイベントカメラでいつも気を遣うのは、お客様の楽しみの邪魔をすること無く撮影することです。目線の中にカメラが入ると緊張なさるでしょうし、肖像権的な問題もありえます。カメラアレルギーの方もおられることも考えられるのですし。あくまで、撮影させて頂くということなのですし……。
そこで、お客さんの背後・スタッフの正面などから、個人を特定しにくい形で、かつ、様子が分かるように、自然に撮らせて頂くようにするのですが、なかなかいい構図で、さりげなく撮影するのは難しい物です。どうしてもお客様中心のカタチになりそうな場合は、さらっと許可を取りますが、いかんせん、遊びの流れを断たないように許可を取るのは難しい……。カメラ自体は愉しいのですが、結構こういったところのコミュニケーションを楽しめる領域にはまだまだ至っておりません。人付き合いのコツというか、そういったものに入りそうな話ですね。むしろ、インタビュー的に取材的に撮影した方が自然になるのかもしれませんが……。でも遊んでいる風景はおさえておきたいですし……。毎年、悩ましいところです。
しかし、イベントを楽しんでおられる沢山の子どもの笑顔、真剣に遊ぶ大人たちをファインダー越しに覗かせて頂けるのは大変光栄で有意義なことです。これらの運営に関わるスタッフの皆様、本当にありがとうございます。


イベントも六本木の正月風景としてすっかり定着したようです。これからもこういった遊びが気軽に楽しめるといいと願っています。
2007年も、伝承遊びがたくさんの人に伝わりますように。