インターネットカウンセラー?

ちょっとしたことがあり、将来像の一つの選択肢として、単なるITサポーターというより、「インターネットカウンセラー」という職業像もありかなー、と、ふと考えてみた。
たぶん、あんまり、人手がいなさそうな職種(いや、沢山いるかも)だと思う。心理学や医学とかも必要かも。
インターネット上のトラブル専業の心理カウンセラーみたいな物。



自分は、よく、情報学の教師やれば? みたいなことを人様から言っていただくのだが(ありがたい)、一気にたくさんの個人の名前を覚えるのが基本的になかなか苦手なのと、成績を付けるという行為が嫌で……。その人それぞれに事情があるんだし、成績がAの人間とCの人間で、人間性にどれだけ差があるっていうんだ? とか、偏差値でその人の優劣は絶対に測れない、とか考えてしまうので。偏差値や成績って、ある基準にその人の能力がどれだけ合致したかを示す指標でしかなく、実は人生に於いてはあんまり意味がない物なのだ。勉強するモチベーションにはなるかもしれないけれどね。でも、成績を上げるため「だけ」に勉強するのって、おかしいと思うし。本当は、その学問の面白さがあるから勉強して、成績はあとから付いて来る物だと思うので。別に点数がいいからって、人間が出来ているわけじゃない。そう思えて仕方がないので、成績評価というものをしている人達が不思議でしょうがない。今の立場だと、そういう不可解な行為をしなくていいので救われている。


で、サポーターっていっても、大量に電話やメールやチャットをこなすようなサポーターも嫌。
その人がなんでそういうことになっちゃったんだか、細かいことを、30分待たせた5分の電話で検証し切れるだろうか? たぶん消化不良になって、精神的に持たないと思う、自分が。


プログラマシステムエンジニアシステムアドミニストレーターも難しい。
ITの道具(Webも含めて)を作る*1、管理する*2、より、使い方を考えたり教えたりする方が性に合っている。


イラストレーターやクリエーター、Webディレクターも、「ちょっと微妙に違う」と思える。
競争激しいし、自分の個性を売り込むのはなんか、性格上不向きだと感じている。あと、自分のITとの向き合い方は、基本的に「創る」よりも「使う」側を向いているような気がして……。


自分自身が大量に友人に人生相談している身でなんなんだが、相談される側に立ってマイペースに人と付き合い、案件件数の主導権を自分が握りつつ、一人ひとりに丁寧に向き合って、ITのつたない経験値を少しでも社会の役に立てさせていただけるなら、と、夜中に目が覚めて、ふ、と、考えてみた、のだった。


基本的にスペシャリスト(専門家)というよりゼネラリスト(全般的に広く浅く詳しい)な感じだし……。


まあ、まだまだ人生経験も、視野も、知識も狭いんだけれども……。
ちょっと考えておこう……。

*1:これはたとえばid:naoyaさんとかが楽しんでいるらしいし。

*2:コレはたとえばid:jkondoさんとか、id:hatenacinnamon会長とかがやってればいいじゃない。楽しんでいるらしいし。