『じぶんでつくる ニンテンドーDS ガイド』がめちゃくちゃ面白い!

任天堂さんは最近、DSをゲーム以外に使うことにも熱心ですが。博物館の音声ガイドをDSで作れるシステムを構築したりしていましたねえ。
でもって、ついに『それ』がフリーウェア化されました(DSiまたはDSiLLは必要ですが)。昨日から無料のDSiウェアとして配信されています。
要は、DSiのカメラ機能で撮影した写真に、マイク機能で録音した音声をかぶせて、番号を付けたスライドショーを創れるようなものなのですが。
配信用にDSiまたはDSiLLを合計2台用意するだけで、DSシリーズ本体を持参してもらった来館者さんに、音声ガイドを提供することができます。


というわけで、ちょっと手持ちの写真に音をかぶせて適当に創ってみましたが、これ、面白い。ほんとに。写真に音声をかぶせるって、古くて新しいなあ!
やることは恐ろしいほどシンプル。写真を選んでおいて、言葉をしゃべって録音して、2つを重ねるだけ。あ〜言葉にすると難しそうに見える! 簡単なんだって〜。


やっぱり、展覧会って、自分の言葉で来館者さんにつたえたいこともあるわけですよ。でも、音声ガイドを提供するのは敷居が高かった。
DSならかなりのヒトが持っているし、展覧会のチラシに一言「Nintendo DSシリーズのどれかをお持ちの方はご持参ください。DS用音声ガイドの用意がございます」とか書いておけばいいし。これで貸し出しのトラブルはなくなりますよ。受信方法説明に関しては任天堂の方でポスターを用意してくださっていますし。


うわあ、これ面白いなあ。
展覧会や個展を定期的にやっているようなヒトは、これのためにDSi(2台)を用意しても良いかもしれませんよ。それだけの価値はある!


なんか思いついてしまった。
DSiをデータ配信用に使うとかなり電池消耗が激しいらしいんですが、パフォーマンスアート的な、ゲリラ的な使い方としてはありかな。
ある駅の駅前の街頭で配信DSiを動かしておいて、何かの音声と写真で構成した数点のデータをある1時間だけ配信する。受信したデータにはナゾが書かれていて、それを解くと次のエリア(他の駅)に進める。イベント告知はインターネット上で。リアル脱出ゲームの出張版みたいな使い方、ありかも?
リアル脱出ゲームサークルのヒトなら思いついていそうかなあ。