風が強い日は早く帰ろう……で、しなやかな傘のお話

仕事場が大学だと、何よりも学生の安全を考えなくてはいけませんね。
で。
学生の安全とともに、大学側がスタッフの安全も考えてくれていたりする(?)わけです。
結局。
本日は低気圧による暴風警報にともなって早期休校となり……我々スタッフも、お昼すぎには早く帰りなさ〜い、というお達しが。う〜ん、安全を考えてくれるうれしい職場です。


ところで、こういう暴風の時。東京の街角には、残念なことになってしまったビニール傘が転がっていたりします。
危ないったらありゃしない...。なんとか無理やりにでも丸めて、不燃ゴミに出すべきでは?
あんまり危ないので、ある台風の日の翌日、大学周辺の道にあった壊れた傘を個人的に回収してみた事がありますが、10本位はあったような...。あのときはガムテープでむりやり丸めて、廃棄は守衛さんにお願いしましたが...。


東京ではビル風という独特の現象がありますし。最初から壊れにくい傘を使うのがベターでしょう。
私の場合、一時期はネットで話題になった『SENZ』を使っていました。が、あれでも東京の突風には耐えきれずに壊れました。

5,250円の傘が壊れたときは驚きました...。


結論は、強すぎる衝撃には耐えるだけではダメ。衝撃を受け流す方がずっといい。


今は東急ハンズで見つけた、この傘を使っています。
『eDRY タフネス55ミニ』 
http://hands.net/goods/75307
こちらは3,150円。割と買いやすいお値段かと。

この傘、対突風でひっくり返ることを前提にした折り畳み傘です。ひっくり返っても開き直すことで復活するしなやかな発想。今日の秒速10メートルを越えるような強風で、何度もひっくり返りましたが崩壊はせず、その都度風が収まるタイミングを待って、いったん軽く傘中央のつまみ(?いうのかな? 傘を開くときに押す、骨の真ん中にある部分)を引き押しして、開き直すことができました。


折り畳みでポータブル、結構軽めですし、折り目を覚えてくれているので畳みやすいです。
今日の風は電車が止まったり、急行運転しなかったりする強さでしたが、この傘に関しては大丈夫でした。頼れるなあ。
傘袋を無くさないように気を付けています。これがあるか無いかで、便利さが大きく変わってしまう傘なので(素材の撥水効果が高いので、畳んで袋に入れれば、すぐかばんに入れても結構大丈夫だったりするのです。さすがに傘袋無しではしまうのはちょっと)。