MacBook Pro (13-inch, Late 2011)のメモリを16GBに換装し、ついでにUSB接続のBluetooth 4.0モジュールでiPhoneとAirDropしてみた

相変わらず2011年後期発売のMacBook Proを使っています。まあ、CPUがi7だからまだまだ現役でいけるかなあと。
しかし先日、OSをEl Capitanに変えたあたりから、ちょっとした遅さが気になり始めました。で、メモリを16GBに交換を決意。
シリコンパワーのメモリで、仕様はDDR3L-1600(PC3L-12800) 8GB×2枚組。Amazonで7,280円でした。

基本的に、Appleさんのサイトでは8GBまでと言ってはいますが。
あと、PC3-10600 DDR3 1333 MHz type RAMだということで、下位のメモリとされていますが。
https://support.apple.com/en-us/HT201165
でも、Amazonのレビューで交換可能とあったのと、幾つかのレビューでこの世代のMacBook Proでも16GBにできるというのを読んだためです。
換装自体は簡単で、Macをデータバックアップしてシャットダウンしたあと、裏のネジを外してメモリを取るだけ。詳しい図解も先ほどのAppleさんのページにあります。
念のため、起動時にSMCリセット、PRAMクリア、緊急起動領域から起動してディスクユーティリティでFirst AIDもチェックしてから起動してみました。
『このMacについて...』を見てみると。

無事に認識されています。よかった。


さらに。USB端子を1つ埋めてしまいますが、USB接続のBluetoosh 4.0モジュールの中には、この2011年代のMacBookでもiPhoneとのAirDropに対応してくれるものがあるとかで。
http://www.suzulog.com/continuity-activation-tool-os-x-yosemite-handoff/
記事通り、下記のも購入。

「Continuity Activation Tool」の開発元の記事を見ながら...。
https://github.com/dokterdok/Continuity-Activation-Tool/
El CapitanなのでMac再起動後、cmd+Rで内蔵システムから起動してターミナルで「csrutil disable」。
後、一応、システム環境設定の『セキュリティとプライバシー』でダウンロードしたアプリケーションの実行許可を全てOKに。
これで、念のためにWi-FiBluetoothをそれぞれ画面の右上のボタンからオフにしてから、ダウンロードした「Continuity Activation Tool」を実行。画面の流れを見つつ、El Capitanは対応できてないかもみたいなことを言われても実行させつつ、最後に画面の指示通りにMacを再起動。

これで...。

この通り!!(プライバシー情報は隠してあります)。
試しにAirDropiPhoneが最初は出ませんでしたが、USB Bluetoothを抜き差ししたらなんとか認識されました。どうもこれが大事みたいです。MacAirDropの画面を出してからUSB Bluetoothを抜き差しする。抜いた瞬間に無くさないように注意ですが。
iPhoneから適当な画像をAirDropで送らせてみて、ダウンロードフォルダに出てくるのを確認!

最後に、システム環境設定の『セキュリティとプライバシー』の設定を戻し。
Macを再起動してcmd+Rで内蔵システムから起動してターミナルで「csrutil enable」でSIPを復帰。

やってよかったなあ。
USBは2.0ですし1ポートしか空きがなくなっちゃいましたけれども。あまりUSBを使う機会もないので(マウスを使わなくても困らないので。昔からタッチパッドIllustratorとかグラフィックもやれちゃうので)。
正直、うまくいかなかったら買い替えとか考えていましたけれど。メモリ+Bluetoothで9千円弱の出費でかなり延命できたようです。

作業時間はMacのネジを外した後、中をエアダスターで掃除したり、色々調べたりしたので3時間くらい。慣れた人なら1時間で終わるかな(事前バックアップの時間を除く)。

ちなみに、BootCampしたWindows 7ではどうなるかは実験していません。
時間があれば後日!

同日追記

メモリを交換したら、念のため、REMBERでもチェックが必要だとか...。
http://www.macmem.com/memtest.html
http://www.kelleycomputing.net/rember/
最初、いきなりエラー(ログに何も出ない)が出てうまくいきませんでしたが、アプリケーション本体をクリックして「情報を見る」で32ビットモードにさせてから実行したらテストできました。特にエラーもなくPASS!!

あと、やっぱりちょっとiPhoneとのAirDropが接続不安定ですかねえ。
すんなりMaciPhoneが表示されない。
出てくれれば相互にデータやり取りできるのですが。
USBを差し直したり、再起動したりです。